ヨレンタ「私の目的地には自由があると信じてるから」|チ。-地球の運動について- 第19話



第19話のドゥラカとヨレンタの会話

ドゥラカ「自由の定義は?」

ヨレンタ「そう問えること」

チ。 ―地球の運動について― 第19話 迷いの中に倫理がある(ABEMA)より引用

 研究者であったヨレンタと、移動民族の生産性を高めたドゥラカ。

 頭がいい人と地頭がいい人の会話は聞いていて深いなと思うしおもしろいです。



解説

ドゥラカと感動を共有しようとするヨレンタ

チ。 ―地球の運動について― 第19話 迷いの中に倫理がある(ABEMA)より引用

 空の星を見せて、自身の感動を(金儲けに執着する)ドゥラカに伝えようとするヨレンタ。

 しかしドゥラカにはピンとこない様子。

 この感動がうまく伝わらない展開がなんともリアルというか、「そういうパターンもあるよね」といった展開。


権威の中で生じる思考停止

 つまり権威の中で生じる思考停止は、何も宗教だけじゃなく、学問ってものの中でも起こるんじゃないですか?

チ。 ―地球の運動について― 第19話 迷いの中に倫理がある(ABEMA)より引用

 自身の考え・意見をしっかりと言うドゥラカ。
 当然ながらドゥラカの立場は少しでも風向きが変われば殺されてもおかしくない立場なのですが、それでも批判的な意見を言えるのはさすが。

 互いの立場に感情的にならず、あくまで知的好奇心の下で議論するやりとりがおもしろいです。


私の目的地には自由があると信じてるから

ヨレンタ「確かに真理を盾に、暴力は加速しうる。
 もしかしたら、私は地動説という権威を盲信し、部下は思考停止で従ってるだけかも。
 さらに悲しいことに、ある種それは必然で、つまり、何かを前提にしないと論理を立てられない、人間理性の本質的限界として、思考すると、常になんらかの前提が成り立ち、それがいつしか権威となる。
 誰もその枠組みからは出られないのかもしれない。
 そういう状況下で駆動した情熱が、暴走とも言える軌跡を経て、時には美しい偉業を、時には醜い悲劇を生む」

ドゥラカ「あなたのこれが悲劇でない根拠は?」

ヨレンタ「私の目的地には自由があると信じてるから」

ドゥラカ「自由の定義は?」

ヨレンタ「そう問えること」

チ。 ―地球の運動について― 第19話 迷いの中に倫理がある(ABEMA)より引用

 ドゥラカが即座に「自由の定義は?」と聞けるのがなんともカッコイイというか、頭の回転が速いなと感じます。

 信念は時として人を縛って盲目にしてしまうということも(頭のいい)ヨレンタは理解しており、なかなかメタ的な視点。



第19話の名言

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参考資料

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