バトルものの面白いアニメの条件




おもしろいアニメの条件

主人公達が武器を使ったり、特殊能力を使ったり、ロボットに乗ったり。
そうやって敵と戦う、要するにバトル系のアニメ

バトルもののアニメで、
おもしろいアニメの条件は下記の4つを満たすものかなあと思います。

・主人公が負ける、あるいは敵やライバルが勝つときがある
・戦闘以外の魅力がある
・設定が本編のみでわかる
・バトルが細切れにならない



1. 主人公が負ける、あるいは敵やライバルが勝つときがある

主人公やその味方が絶対に勝つ展開は個人的に飽きちゃいます。

やっぱりハラハラしながら観たいです。

また、勝ち方、負け方も個人的には大切かなあと。
ギリギリで勝つ時もあれば、圧倒的な力で無双するときもあるなど振れ幅があるとおもしろいです。

鋼の錬金術師とか、敵・味方ともに主人公より強いキャラが多くてそういう意味では魅力的です。


2. 戦闘以外の魅力がある

バトルシーンが魅力的なことは大前提として、
バトル以外の魅力もあるアニメが好きです。

例えば登場人物の心理描写が丁寧に描かれているとか、
設定がよく練られているとか、
作戦や工夫によって弱い立場のキャラが強いキャラを倒してしまう展開のおもしろさがあったり。

そういう意味で、
絶対的な悪役がいるのも嫌いではないのですが、
悪役にも悪役なりの考え方があって共感できるようなアニメが好きです。

ガンダムSEEDのラスボスであるラウ・ル・クルーゼとかそんな感じ。

正義の反対は悪ではなく、
正義の反対はまた別の正義と言ったところです。


3. 設定が本編のみでわかる

設定があまりにも複雑すぎて、しかも本編でその設定が語られない・触れられないアニメは個人的にあまり好きではありません。

要するに、
本編だけ観てもわからなくて、途中途中でウィキペディアとか解説サイト観ながらじゃないとついていけないアニメは嫌です。

まあ、私の理解力がないだけかもしれませんが。

設定が上手に練り込まれていながら、それを本編の中だけでスッと視聴者に理解させることができるアニメが好きです。

そういう意味では、
エヴァンゲリオンとかはおもしろとは思いつつも設定の説明が雑でちょっとその辺は微妙かなと思っています。


4. バトルが細切れにならない

・主人公がボスと戦ってる
・味方Aがボスと手下と戦ってる
・味方Bがサポートのため水面下で動いている。

こういうそれぞれの動きが同時展開するのはいいのですが、
それぞれのシーンが細切れになって何話もまたぐようなストーリー展開はなんだか消化不良で嫌いです。

たとえば主人公がライバルと戦うシーンってやっぱり胸アツですよね。
だから細切れにしないで1話分たっぷり戦ってもらってそれで決着つけてほしい。
1話分たっぷり戦っても飽きさせない戦闘描写であってほしい。

なんか「次の話は主人公とライバルの戦闘回だ!」って期待して観たら、実際は5分もなくて別のくだりがあって、次回もまた5分くらいその続きって構成は正直めんどくさい。

そういう意味では、ワンピースって個人的には消化不良になるんですよね。
作品自体はおもしろいと思うんですけど。


おわりに

あくまで個人的な見解ですが、
おもしろいバトルアニメの条件は上記のような感じです。

上記を満たすアニメはいろいろありますが、たとえば

・うえきの法則
・鋼の錬金術師
・ゾイド-ZOIDS-

とかがあるかなあと思います。


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