「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」をはじめ、青春ブタ野郎シリーズに関するページです。
適宜ネタバレを含みますのでご了承ください。
第12話の福山拓海
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第12話 トナカイの仕事(ABEMA)より引用
これまでは話の本筋に関わらない脇役的な立ち位置が多かった福山拓海。
しかし第12話にて岩見沢寧々と共に人物像が掘り下げられ、視聴者目線ではぐっとキャラの魅力が増していきます。
寧々のことを思い出すには至らないものの、咲太と拓海の信頼関係も改めて描写されます。
解説
車内の咲太と寧々の会話
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僕が思うのは、気を遣わなくていいことにちゃんと気を遣わないのが、福山のいいところです。
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第12話 トナカイの仕事(ABEMA)より引用
思春期症候群を発症し恋人にも認知されなくなった寧々。
咲太の説得により、咲太が代わりに渡すのではなく、寧々本人から誕生日プレゼントのマフラーを拓海に渡すことを試みます。
移動中の車内にて、拓海の好きなところを聞くものの、照れもあるのか「質問ばかり」と答えない寧々。
そのため咲太のほうから拓海のいいところを答えます。
話の流れで、中学時代に東京から北海道に転校生が来たこと、不登校の噂があったその生徒に拓海は気を遣わず話しかけたことを寧々は話します。
このエピソードが伏線である第12話。
ちなみにこのときの会話で拓海は(2浪しており)咲太の2つ年上であることがわかります。
北海道に帰省する拓海
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第12話 トナカイの仕事(ABEMA)より引用
空港に駆けつけ、寧々のことを咲太は話しますが拓海は寧々を認知することができません。
時間の関係でゆっくり話すことができない拓海。
見送った後に咲太が振り向くと、プレゼントのマフラーを残し寧々は姿を消しています。
後に拓海は咲太の家に電話を掛けます。
中学の友人が亡くなり急遽帰省したことを話します。(この友人が先程の会話に登場した転校生なのでしょう)
加えて、その友人は「#夢見る」で騒がれている集団予知夢を見ていなかったことが判明。
近い将来死んでしまう人間は未来がないから「#夢見る」の集団予知夢を見なかったという噂があることを知ります。
麻衣のことを考え、念のため咲太に噂のことを伝える拓海。
咲太のほうは寧々も夢を見ていなかったことを伝え、寧々のことを拓海に任せます。
本編の解説
http://likiroku.com/aobuta-santa-arasuji-12/