ゾイドワイルドと今までのゾイドの違い
ゾイドワイルドのゾイドは旧来のゾイドとずいぶん設定が異なります。
それに伴い玩具であるプラモデルも以前とは違った点が多々あります。
ゾイドワイルドは
・1/35スケール
・骨格と装甲が別になっている
・ワイルドブラストのアクションがある
・ランナーがない
などの特徴があります。
①大きさの設定
従来のゾイドがコックピットがあり、そこに人が乗り込むスタイル。
ゾイドワイルドのゾイドは乗馬のように人がまたがるスタイル。
故にゾイドの大きさの設定が異なります。
プラモデルとしてのサイズは今までとほぼ変わらないのですが、
大きさの設定が従来は1/72スケールだったのに対し、ゾイドワイルドのゾイドは1/35スケール。
②コックピットがない
先述の通り、ゾイドワイルドのゾイドは人がまたがるスタイルです。
そのためコックピットがありません。
従来のようなクリアパーツのコックピットを開けて人を乗せるといったギミックはありません。
③骨格とボディが別
ゾイドワイルドのゾイドは骨格とボディが別にできます。
従来はバーサクフューラーやライガーゼロなど一部のゾイドを除き、基本は骨格とボディが混合した作りでした。
動物のリアルな骨格と機械の格好良い武装が別になっているのは組み立てる過程も楽しめてたいへん魅力的です。
④ワイルドブラスト
ゾイドワイルドのゾイドはそれぞれ「ワイルドブラスト」という固有の必殺技があります。
ゾイドワイルドのキットはそれぞれ「歩行状態」と「ワイルドブラスト」2つの動作を楽しめます。
従来のゾイドも一部で2パターンの動作をするゾイド(ブラックライモスやベアファイターなど)は存在しましたが、全てのゾイドに必殺技が設定されているのはゾイドワイルド特有の設定です。
⑤切り離し不要
従来のゾイドをはじめ、プラモデルはパーツがランナーにくっついていますね。
通常のプラモデルはパーツをランナーから切り離して組み立てるわけですが、
ゾイドワイルドのゾイドはランナーを使用していないためパーツを切り出す必要がなく、すぐに組み立てることができます。
そのためゾイドワイルドのゾイドはプラモデルとしては非常に難易度が低い組み立てやすい玩具です。
より低年齢層を意識した配慮ですね。
⑥武装は少ない
従来のゾイドは重火器を装備し、ミリタリー感に溢れていますが、
ゾイドワイルドのゾイドは重火器の装備がほとんどありません。
爪や牙を使った白兵戦が主となります。
まとめ
ゾイドワイルドのゾイドはプラモデルとしては非常に難易度が低い組み立てやすい玩具です。
ランナーを使用していないためパーツを切り出す必要がなく、すぐに組み立てることができます。
一方で、動物のリアルな骨格と機械の格好良い武装が別になっていて組み立てる過程も楽しめてたいへん魅力的です。
組み立てたゾイドはそれぞれ「歩行状態」と「ワイルドブラスト」2つの動作を楽しめます。
モーターやゼンマイで動きを楽しめるのは従来通り他のプラモデルにはあまりないゾイドの魅力ですね。