丸本米子の伏線|おいしい給食 炎の修学旅行 解説

 「劇場版 おいしい給食 炎の修学旅行」に関するページです。
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丸本米子の伏線

『おいしい給食 炎の修学旅行』予告(AMG公式チャンネル)(youtube)より引用

 「おしい給食 season3」にて甘利田と同じくらい、給食前の校歌の振り付けがオーバーであったメガネの女子生徒「丸本米子」。

 映画「炎の修学旅行」で丸本は、峰岸マルコへの告白を決意した世戸口望に促され、思いを寄せていた甘利田に告白するか迷います。

 season3の伏線はおおむね前作「Road to イカメシ」で回収済みでしたが、丸山の件については今作「炎の修学旅行」によって伏線回収されたと言えます。



解説

あらすじ

 3年間同じクラスであったことが背中を押し、峰岸に修学旅行で告白することを決意した世戸口。

 世戸口は丸山にも「爪痕を残す」べきと、甘利田への告白を促します。

 給食の時間に唯一、甘利田と同じくハイテンションで校歌を身振り手振り歌っていた丸本。
 それは甘利田への好意・淡い恋心の表れであったことがわかります。


結末

 甘利田へ告白を考えていた丸本は、修学旅行先の旅館で甘利田と粒来が卓球をしている場面に遭遇します。

 友達になりたいという思想の下、甘利田への思い入れがあった粒来。
 卒業して離れ離れになっても、甘利田の中に自分の存在はあるのか、「爪痕は残せたのか」を甘利田に問います。

 粒来に限らず、生徒全員が自分にとって爪痕となっていることを話す甘利田。
 そして2人のやりとりをこっそりと聞いてた丸本。
 これにより甘利田に告白をせずに自分の思いを丸本は整理できるに至ります。


補足

 丸本が甘利田のように校歌の振り付けがハイテンションな件は、season3において「Road to イカメシ」で回収されなかった唯一の伏線と言えます。

 「ホワイトマンの演劇本番」や「給食嫌いな峰岸」など、season3はドラマ内で詳細が描かれなかった要素(伏線)が複数ありました。
 そしてこれらはおおむね前作「Road to イカメシ」にて回収されました。

 しかし丸本については触れられず、甘利田や粒来のように「給食」に対して思い入れが強いのか、それとも「甘利田」への思い入れが強いのかいまひとつ不明なままでした。

 「炎の修学旅行」はそのような丸本の伏線も含む内容となっています。



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