このページは「チ。-地球の運動について-」についてのネタバレを含みますのでご了承ください。
グラスの最期
チ。 ―地球の運動について― 第4話 この地球は、天国なんかよりも美しい(ABEMA)より引用
グラスは地動説の資料の解読のため、バデーニのもとへ向かう道中で死亡します。(第5話)
この際、異端者から引き継いでいた球体のネックレスをオクジーに渡します。
解説
経緯
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巻き込んでしまい、すまない。
しかし、やり直したいかと問われたら、そうではなく、おそらく、何度繰り返しても、同じ選択をしただろうから、この謝罪は誠実さを欠いている。
その点も、大変申し訳ないと思っている。チ。 ―地球の運動について― 第5話 私が死んでもこの世界は続く(ABEMA)より引用
家族を亡くした絶望から、火星を観測することに意味を見出し自分を支えていたグラス。
しかし火星の逆行を目の当たりにし、その秩序のなさに絶望。再び傷心します。
そんな中で依頼された異端者の護衛。
異端者の言葉を受け、グラスは自己肯定のために異端者を逃がし自身もノヴァクらに追われる身となります。
最期
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君の言うように、この世界は喪失で溢れている。
それに、人はいつか死んでここを去る。
でも、私が死んでもこの世界は続く。
だったらそこに何かを託せる。
それが、喪失まみれのこの世界から生まれたある種の、希望だ。チ。 ―地球の運動について― 第5話 私が死んでもこの世界は続く(ABEMA)より引用
ノヴァクの攻撃から身を挺してオクジーを守り、その死に際に球体のネックレスを渡した異端者。
しかし気味悪がりオクジーはそのネックレスを逃亡が一段落したあと手放そうとします。
その様子を見て、ネックレスも何かの手掛かりかもしれないと引き取るグラス。
石箱の資料解読のため、バデーニのところへ向かう2人。
しかし道中の石橋が崩壊。オクジーはグラスを助けようとしますが共倒れを防ぐためグラスは自ら落下することを選び命を落とします。
この際、グラスはオクジーに球体のネックレスと、自身がつけていた火星の記録を渡します。