黒川あかね「私アクア君とならキスだって」【推しの子】第22話「自由」解説

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私アクア君とならキスだって

 アクア君にキスされて嫌じゃなかったのは、
 君が優しいって知ってたから。

 私、アクア君となら、
 キスだって……
 エッチだって、嫌じゃないよ。

【推しの子】 | 第2期 第22話 自由(ABEMA)より引用

 アクアに対するあかねの積極的な言動が印象的な第22話。

 恋人になることを許容するあかねに対し、アクアは「俺に騙されている」と表現します。

 つまりあかねの抱く感情は使命感のようなものであり、恋愛感情ではないと説くアクア。



シーンの解説

交際の意味

 キスもエッチもしない交際とか、
 意味ないって思ってるんでしょ!

【推しの子】 | 第2期 第22話 自由(ABEMA)より引用

 (おそらく有馬かなと異なり)あかねから恋愛感情のようなものが感じられないアクア。

 あかね自身も(恋愛経験がないため)アクアに抱く感情が純粋な恋愛感情なのか自信が持てない様子。

 自殺未遂から救われた経緯や、知ってしまった星野アイとアクアの関係。
 複雑な経緯から来る「今度は自分がアクアを支えたい」という感情と恋愛感情が混同している可能性があるあかね。


君が抱えてるものを少しだけ預けられる人

 でも、私はアクア君の力になりたいよ。
 それは本当のこと。
 言ってたよね。
 ある人を殺すために芸能界に入ったって。

 別に別れることに反対してない。
 でもさ、君が抱えてるものを、
 少しだけ預けられる人が必要だと思って。

【推しの子】 | 第2期 第22話 自由(ABEMA)より引用

 コメディ的なやりとりから一旦冷静になり、あかねの本心のようなものが垣間見えるシーン。

 アクアの抱えるものを心配する気持ちと、アクアの過去を知っている人間が少ない点から、自身が支えになるのではと考えるあかね。

 「別に別れることに反対してない」という表現からも、やはりあかねのアクアに対する気持ちは純粋な恋愛感情ではないのかもしれません。
 少なくとも有馬かなのアクアに対する気持ちとは異なるものと言えるでしょう。



本編の解説

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参考資料

 
 

 
 

 
 

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