「薬屋のひとりごと」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
羅門(ルォメン)の正体
猫猫(マオマオ)の「おやじ」であり育ての親である羅門(ルォメン)は、元は後宮の医官であり羅漢(ラカン)のおじにあたります。
優秀な医官でしたが、皇弟の出生・死亡に関する責任をなすりつけられ、後宮を追放されてしまいます。
解説
阿多妃の出産
皇弟の出生と時期が重なってしまった阿多妃の出産。
これにより阿多妃の処置は後回しにされ、結果として阿多妃は(子宮を失い)以後子供を産むことができない身体となります。
また子供は風明(フォンミン)が蜂蜜を与えてしまい死亡します。
これらに羅門の過失はなく、むしろ羅門にとっては不本意な事態であったのでしょうが、人が良く要領が悪い羅門は責任を押し付けられてしまいます。
後宮を追放された羅門は花街で薬師として細々と生活しながら、猫猫を育てます。
このため猫猫が後宮に出入りするようになった際、羅門はその因果をしみじみと感じます。
羅門と羅漢
羅漢は羅門の甥にあたります。
相貌失認に苦しんでいた羅漢に人を認知する工夫を教えたのは羅門であり、これがきっかけで羅漢の人を見抜く才能は開花します。
羅漢は猫猫の実の父親であるため、羅門は猫猫にとって大叔父(祖父の弟)ということになります。
参考資料
posted with カエレバ