小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
安西こころのその後
孤城での経験や喜多嶋先生の働きかけ、東条萌の存在などにより精神的に成長したこころ。
次年度は真田美織らと別のクラスにしてもらうという学校側の配慮の下、転校はせずに同じ中学に登校できるようになります。
また、雪科第五中学に通えるようになったリオンと再会し、その後はほぼ恋人と思しき関係性に発展します。
解説
孤城でのこころ
「学校に行けてない」という同じ境遇である孤城のメンバーとの日々が、心の支えとなっていたこころ。
これと並行し、喜多嶋先生の寄り添った対応、母親の変化、より広い視点で物事を考えていた東条萌の影響などによりこころは次第に自分の現状と向き合えていきます。
こころをいじめていた真田らとは別のクラスに、理解がなかった担任の井田も別のクラスという配慮を学校側にとりつけた喜多嶋先生。
中学1年生の5月頃から不登校であったこころですが、中学2年生の春から学校に通えるようになります。
学校に通いはじめたこころ
アニメ映画「かがみの孤城」は映画入場者特典として物語のその後を描いたポストカードが配布されました(公開終盤ではこれらがエンドロールでも流されました)。
これらによると、学校に通い始めてもお世話になった喜多嶋先生とはその後も交流が続いている様子がうかがえます。
また同級生として再会したリオンとも関係性は良好。
大学生ではないかと思える21歳時点で、こころとリオンはフードコートで一緒に食事をしています。
このとき食べていたのはハンバーガー。
ハンバーガーはこころが不登校の頃、母親と喜多嶋先生と話し合う際に食べていました。
たまたまでしょうが、あの頃とまったく違う気持ちでハンバーガーを食べることができているこころの様子は、視聴者目線でも喜多嶋先生目線でも非常に感慨深いものでしょう。
こころとリオンの関係性
かがみの孤城のその後