小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
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アキ(井上晶子)の名言集
映画「かがみの孤城」におけるアキ(井上晶子)の名言を見ていきます。
解説
偉い。よく耐えたよこころ
偉い。偉い。よく耐えたよこころ。
映画『かがみの孤城』より引用
こころがいじめを打ち明け、それをただただ受け止めるアキとフウカ。
思わず涙を流すこころのシーンは、作中でも感動シーンの1つだと思います。
自分も不登校でありいっぱいいっぱいなのに、こころを受け止めるアキの優しさと(自分のことは溜め込んでしまう)危うさがうかがえます。
タメ口でいいよ
私好きなんだ。
ストロベリーティー。タメ口でいいよ。
映画『かがみの孤城』より引用
まだ孤城のメンバーと親しくなれていないこころ。
そんなこころをお茶に誘い、(年上なのに)タメ口で話すことを早々に許すアキ。
お姉さんとしての頼もしさ・優しさと、同じ孤城のメンバーとして対等に接する心の広さがあるアキ。
部活の経験者なので上下関係の厳しさを知っていてもおかしくないはずですが、アキの性格の良さがうかがえます。
もう居場所ないよ
もう居場所ないよ。
帰りたくない。映画『かがみの孤城』より引用
17時を過ぎても孤城から出ようとしなかったアキ。
義父から虐待を受け、恋人にも裏切られ、学校でも孤立し、まさに居場所をなくしてしまいます。
鏡の城があれば助け合えるよね
ウレシノの時代になっても、いるんだね。
私達みたいな。でもさ、鏡の城があれば、助け合えるよね。
たとえ、記憶を失くしても。映画『かがみの孤城』より引用
鍵を見つけアキを助け、各々の生まれた時代を確認し合う一同。
アキ達からすれば未来であるウレシノの時代。
未来になっても、いじめや不登校、心に傷を受ける子供達がいることをアキ達は知ります。
孤城での経験がアキを精神的に成長させたのは言わずもがなですが、このときの「未来にも傷ついた子供達はいる」と実感したことが、アキの将来の仕事に大きく影響を与えたのかもしれません。
かがみの孤城の名言集