エクセルで、指定した日が何曜日か求める式の実例です。
今回は年・月・日が別々のセルに入力されている場合を考えます。
西暦の年月日から曜日を求める
・西暦が入っているセル(例えば2018)
・月が入っているセル(例えば4)
・日が入っているセル(例えば13)
があるとします。
以下の式を、曜日を求めたいセルにコピペします。
そして年月日のセルをそれぞれ指定します。
=TEXT(DATE(西暦が入っているセル,月が入っているセル,日が入っているセル),”aaa”)
すると「金」と曜日が出ます。
別々のセルにある西暦・月・日をDATE関数でまとめ、TEXT関数で曜日に変換しているわけです。
ちなみに”aaa”を”aaaa”にすると「金」という表記から「金曜日」というように曜日がつきます。
和歴の年月日から曜日を求める①
年が「2018」という西暦ではなく、「H30」という和歴の場合は以下のようになります。
=TEXT(DATEVALUE(年&”/”&月&”/”&日),”aaa”)
DATEVALUE関数で和歴での年月日を処理し、TEXT関数で曜日に変換しているわけです。
補足記事:【Excel】DATEVALUE関数の使い方 ~シリアル値を求める~
和歴の年月日から曜日を求める②
先ほど「H30」、「4」、「13」がそれぞれ別のセルにありました。
今度は「H」や「S」といった年号も別のセルにある場合です。
つまり、「H」、「30」、「4」、「13」がそれぞれ別々のセルにある場合です。
この場合の式は以下のような形になります。
=TEXT(DATEVALUE(年号のアルファベット&和歴の年&”/”&月&”/”&日),”aaa”)
「&」で年号を付け加えているわけです。
おわりに
曜日を求める式はエクセルでスケジュールなどを作るときによく使います。
何日が何曜日か求めることは機械的な作業なので、人がやるよりエクセルに自動でやってもらったほうが楽ですし間違いがありません。
ちなみに、エクセルには値に応じて書式を変える条件付き書式という機能があります。
ホームタブに「条件付き書式」という項目があります。
これを使うと、例えば「土」なら青色、「日」なら赤色に自動で文字の色を変えることも可能です。