アニメ「鋼の錬金術師」(ハガレン)について一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
バスク・グラン准将とは?
バスク・グランは「鉄血の錬金術師」の二つ名を持つ国家錬金術師です。
軍隊格闘の第一人者と言われるほど格闘戦が得意なだけでなく、錬金術も様々な武器や火器の錬成を得意とするまさに戦闘に特化した国家錬金術師です。
原作では人格者である様子も描かれますが、アニメでは割愛され、スカーとの交戦でわずか1話で退場となります。
その戦闘能力と人格のためか、准将と階級も高い人物です。
解説
戦闘スタイル
バスク・グランは周囲の岩や鉄から兵器・武器を錬成することを得意とします。
その際の錬成陣はあらかじめ記しておいた腕輪などを用いており、錬成陣の仕込み方はアームストロングと類似したスタイルと言えるでしょう。
火器を錬成するため圧倒的な火力を誇るバスク・グラン。
また彼自身が軍隊格闘を得意とすることもあり、遠距離・近距離、一対一・多対一など様々な局面の戦闘に対応できる強さを持っています。
そんなバスク・グランですが、原作でもアニメでもスカーとの交戦により命を落とし、本編ではほとんど出番はありません。
アニメでのみ戦闘の様子が描かれていますが、
バスク・グランが戦った時点ではスカーの情報がほぼなく、スカーの「破壊の右腕」を認知していなかったことがバスク・グランの最大の敗因と言えます。
スカーの特性を知っていれば、近接戦・スカーに近づくことは危険であることは容易に想像できたでしょう。
スカーのほうもギリギリまでは右腕の力を隠していた点が策士とも言えます。
アニメでのグラン准将
イシュヴァール殲滅戦において現場の兵士を思いやり、自ら先陣を切って戦っていたバスク・グラン。
原作では回想の形で人格者であることが描かれており、非常に好印象な人物となっています。
一方でアニメではこういった人格者の描写はほぼ割愛、代わりに漫画では描かれなかったスカーとの戦闘の様子が描かれます。
このように、漫画とアニメどちらの待遇が良いのかよくわからない扱いとなっています。
登場回
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索