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第11~15話の名言
第11~15話における、エドの名言を挙げていきます。
(特にない話数は割愛しています)
エドワード・エルリックの名言と解説
第11話「ラッシュバレーの奇跡」
神様なんていねぇと思ってるけど、今だけは、頼む。
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode11」(Abema TV)より引用
ラッシュバレーで出産を前にしたエド。
命が生まれる瞬間に無力であるエド達が深いシーンです。
やっぱりすげぇ。
人間ってすげぇよ。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode11」(Abema TV)より引用
ウィンリィの尽力により無事出産したレコルト(ドミニクの息子夫婦)
エド「自分への戒めと覚悟。
我ながら女々しいよ。
あの日のことを、そうやって形にして持ってなきゃいけないなんて。なんでお前が、泣くんだよ」
ウィンリィ「あんた達兄弟が泣かないから、代わりに泣くの」
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode11」(Abema TV)より引用
エドの銀時計を勝手にこじ開け、中身を見たウィンリィ。
その中にはエド達が旅立った日が記してあります。
第12話「一は全、全は一」
俺、生きてるんだ。
蟻を食って生きてる。命を食って生きてる。
生きてる……もし食わないで、俺が死んだら、キツネや蟻に食われる。
土に還って、草になる。
それを兎が食べる。それだけじゃない。
この島だって、大昔は海の底だったかもしれない。
何万年もしたら、山のてっぺんになってるかもしれない。全ては目に見えない、大きな流れの中にあるんだ。
それを宇宙って言うのか、世界って言うのかはわかんないけど、
そんなでっかいものからすりゃあ、俺もアルも蟻みたいなもんさ。流れの中の小さな1つ。
全の中の一に過ぎない。
だけど、その小さな一が集まって、全が存在できる。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode12」(Abema TV)より引用
無人島での修行時代。
作中でいくつかある、真理に関するシーン。
エド「この世は想像もできない、大きな法則に従って流れているんだ。
その流れを知り、分析して、再構築する」アル「それが錬金術」
エド「そして、生きることでもある」
アル「錬金術の基本、分解・再構築っていうのは、食物連鎖そっくりだね」
エド「兎を食べたら、その肉を分解して、自分の身体に再構築している。
兎だって、食べた草を自分の身体に再構築している。
錬金術っていうのは、命そのものなんだ」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode12」(Abema TV)より引用
修業時代、無人島の生活を通して「全は一、一は全」を理解したエルリック兄弟。
しかし後に母親を錬成しようと大きな流れに抗う人間の業も含め、教訓があるシーンと思います。
また、食物連鎖など農家出身である作者の経験・思想が見え隠れするセリフでもあります。
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索