ブレードライガー・ライトニングサイクス・ディバイソン
- ブレードライガー
- ライトニングサイクス
- ディバイソン
初代アニメにおける主人公パーティーはやはり完成度が高かったなぁと思います。
バン・アーバイン・トーマの組み合わせは性格もゾイドの特性もバランスがとれていて、単体でも連携してもカッコイイ。
比較的機動力が高いゾイドがアニメではクローズアップされがちという点は否めませんが、やはりブレードライガー・ライトニングサイクス・ディバイソンのパーティーはゾイドのアニメにおける原点にして頂点だなと思ってしまいます。
解説
ブレードライガー
アニメでは(バトルストーリーと異なり)ジークによってシールドライガーから進化したバンのワンオフ機。
作画の節約のためか、アタックブースターユニットはパージすることが多く、ブレードライガーABがあまり登場しなかったのは残念です。
しかしブレードライガー・ライトニングサイクス・ディバイソンと並んだ場合、あえてABが登場しないのもこれはこれでアリかなとも思えます。
アタックブースターにより機動力と火力が強化されると、ライトニングサイクスやディバイソンの強みがややかすんでしまいます。
ライトニングサイクス
個人的にはコマンドウルフの後釜としてライトニングサイクスが登場したのは見事だったなぁと思います。
元々コマンドウルフはライガー系のゾイドをサポートするポジションでもあるので、シールドライガー&コマンドウルフは鉄板の組み合わせ。ある意味で完成度が高すぎるパーティーです。
だからこそ、コマンドウルフに次いでライガーの横にいるゾイドは何がいいかというとけっこう難しい問題だったと思います。
ブレードライガーより強い機体はもちろん演出上ないでしょうが、かといって完全な下位互換になっても盛り上がりません。
ブレードライガーより機動性が高いという強みがあり、なおかつ機体自体のカッコよさもあり、けれどブレードライガーより強いとは限らないライトニングサイクスは絶妙なチョイスだったと思います。
ディバイソン
砲撃力とある程度ブレードライガーと並走できる機動力を持ったディバイソンは、アニメにおいて非常に貴重なポジションだったと思います。
火力が強いゾイドは他にもいますが、やはりのっしりとした機動力でスピード感のある演出には難があります。
それがダメとは思いませんが、やっぱりブレードライガー・ライトニングサイクス・ディバイソンが並んで走っているとカッコイイ。
ブレードライガー・ライトニングサイクスと異なり、ディバイソンは第一次ブームから登場している機体。
その点からもディバイソンという機体デザインの完成度の高さがうかがえます。