「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
リアステアリング(RS)機能とは?
リアステアリング機能とは、ディオスパーダのマシン特性の1つであり後輪の向きを変えられる機能ことです。
作中では土屋博士からRSと頭文字を取った略称で解説されており、これによりディスパーダは小回りのきいたコーナリングを可能にします。
解説
ディオスパーダのリアステアリング走法
通常のミニ四駆はローラーによるコーナリングを行います。
グランプリマシンはこれに加え、GPチップの走行制御により左右のタイヤの回転差を使って曲がることも可能です。
いずれにせよミニ四駆はどちらかというと大回りなコーナリングを行いがちで、それより速く走ろうとすればソニックやスピンコブラのような車体全体を使ったドリフトを行うことが多いです。
これに対し、後輪の向き自体を変えて最短のスムーズなコーナリングを行うのがリアステアリングを搭載したディオスパーダです。
つまりディオスパーダはコーナリングが得意なマシンと言えます。
直線に強いベルクカイザー、万能型のバックブレーダー、コーナリングのディオスパーダと、ビクトリーズの強敵であるドイツ・アメリカ・イタリアはメタ的にはマシン特性が被らないようになっています。
またリアステアリングはトリッキーな走りを可能にし、第28話のように蛇行運転でタイヤを温めるといった戦略も可能にします。
リアステアリングとアディオダンツァ
リアステアリングは非常に繊細な機能とされており、そのデリケートさはデメリットとも言えます。
しかし「リアステアリング機能はデリケートである」という性質が、ロッソストラーダのバトルレースの隠れ蓑となります。
マシン落下でトラブルを起こしたカルロのディオスパーダが例になるように、リアステアリングを搭載したディオスパーダは少なくとも衝撃には強いわけではない様子がうかがえます。
一方で、狙いを定めるのが難しい衝撃波をバトルに使うには、リアステアリングは重宝します。
大神研究所での経験からカイ曰く衝撃波は狙いを定めるのが難しい技のようで、ディオスパーダのトリッキーな走りは衝撃波の使いこなしとそれを不正として見破られない2つの役目があります。
補足記事