「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第24話「選手は誰だ?開催!ドリームチャンスレース」
アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP」の第24話「選手は誰だ?開催!ドリームチャンスレース」。
全10チームが5チームごとの二手に分かれて行われれる代表レース。
内容的にはビクトリーズの代表選手選考とBグループのレース序盤を描く前置き回になります。
またこの第24話から続くドリームチャンスレースは、本作の女性ファンを増やした要因の1つであるシュミット&エーリッヒ回でもあります。
ビクトリーズの選手選考に関しては結果としてくじ引きになりましたが、自分がレースに出ることを最後まで信じていた豪。そいうったメンタルは豪の才能であり長所かと思います。
各シーンの解説
Aグループレース
Aグループはロッソストラーダ、シルバーフォックス、オーディンズ、クールカリビアンズ、ブーメランズ(ゴール順)。
AグループはBグループと比較すると、上位と下位の両端を取ったような強弱に差のあるグループ構成です。
後述するメタ的な要因での構成なのでしょうが、実際のスポーツでも上位選手がつぶし合いにならないよう、下位チームは上位チームを押さえた上で勝つ必要があるよう、両端を合せるカードはなくなはないかと思います。
ブレッドに評価されているユーリ
選手個人の能力として周囲から評価されているシルバーフォックスのユーリ。
(ディオスパーダの攻撃のためか)マシントラブルを抱えながらもグループで3位、チームとしては2位の成績を収めます。
また今回はクールカリビアンズがブーメランズを押さえてチーム4位。
勝ちなしのクールカリビアンズにとっては地味に初勝利と言えます。
頑丈な自作パーツのジャミンRGと、繊細なテクノロジーを積んだネイティブサン。
ディオスパーダの走路妨害に対するそれぞれのマシン特性が命運を分けたのでしょうか。
みんなでお弁当
Bグループが始まる前のほのぼのシーン。
ゴンキが中華、サバンナソルジャーズが洋食、ビクトリーズ(藤吉)が和食と偶然の住み分け。
今回ジュリアナを冷静にサポートできる人材として選抜選手に選ばれたサリマ。
カイの分のお弁当も作ってくるあたりに気配りのうまさが見られ、筋の通った描写。
この和気あいあいとした雰囲気から3チームの実力を甘く見るシュミット。
対戦経験のあるエーリッヒはシュミットのビクトリーズに対する評価に言葉を濁します。
ベルクカイザー初登場
そしてベルクカイザー初登場。
シュミットが2号機、エーリッヒが3号機であり各人のチーム内の立ち位置もわかります。
Bグループレーススタート
そしてBグループのレーススタート。
Bグループはビクトリーズ、アストロレンジャーズ、アイゼンヴォルフ、サバンナソルジャーズ、ゴンキ(順不同)。
Aグループより中堅チームが多い構成となっています。
メタ的にはビクトリーズの5台、バックブレーダー、ベルクカイザー、BSゼブラ、シャイニングスコーピオンと全てキット化されたマシンがと登場する販促構成となっています。
ディオスパーダが入っていないのはもちろんその全貌が明かされていない物語の兼ね合いと、さすがにロッソストラーダまで入ったら強弱のバランスが崩れる点からでしょう。
いずれにせよ、2軍投入で優勝候補であるにも関わらず微妙だったアイゼンヴォルフの戦績が、今回のチーム分けおよび結果に大きく影響したと言えます。
ちなみにバックブレーダーはブレッドの機体のみ右側にトリコロールカラー的なラインが入っています。
作画ミスではなく一貫したデザインですが、意外とこういうアップでの描写がないと気づきにくい点です。
前後のあらすじ
補足記事