アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
リンのその後
賢者の石を手に入れたリンはその功績を評価され、シン国の皇帝に即位します。
シーンの解説
ランファンが手に入れた賢者の石
最終決戦直前、ランファンは地下にて賢者の石を手に入れます。
これはホムンクルス側であった金歯医師が使っていたもので、金歯医師の死亡後にブラッドレイが所持します。
その後の戦闘で存在が忘れられますが、ブラッドレイの死後にランファンが命の気配を察知し懐から見つけます。
祖父(フー)を失くし、自信も左腕を失うという大きな代償を払ったランファン。
そのランファンが賢者の石を手に入れ家臣としてこれ以上ない功績を立てたのは、せめてもの救いかと思います。
賢者の石を手に入れたリン
次の帝位は、ヤオ家のものだ。
でも心配するな。
お前の家は、ヤオ家が責任を持って守ってやる。
ホムンクルスグリードですら受け入れた俺だぞ。
チャン家も、他の家の奴らも、全部まとめて受け入れてやるさ。
なんて顔してんだよ。
心配すんな。
シンの者は、盟約を必ず守るだろ?「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode64」(Abema TV)より引用
ランファンを経由してリンに賢者の石がわたり、ほぼ次期皇帝の地位が確定します。
しかしながらメイ達を受け入れる度量もあって、結果としてメイも報われる形となります。
皇帝に即位したリン
こうして皇帝に即位したリン。
背後にはランファンの姿もあり、変わらず信頼できる護衛として仕えています。
元は現皇帝の延命のために不老不死の手掛かりを求めたリン達でしたが、結果として皇帝が不老不死になった様子はありません。
それもそのはずで、賢者の石は有限なエネルギーであり、仮に賢者の石を使ったとしても完全な不老不死を手に入れることはできません。
また賢者の石の生成過程を考えると、あまり私的な使い方は倫理に反します。皇帝がどう思うかはさておき、リンがそのような使い方に賛同するとは考えにくいでしょう。
賢者の石を持ち帰るという功績を立てたリンですが、リンが皇帝に即位した写真も含めると結果として皇帝は命を落としたことがわかります。
おそらく皇帝の寿命の抜本的な解決はされず、あくまでリンの目的達成能力が評価された上での即位と考えられます。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索