アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第59話「失われた光」
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の第59話「失われた光」。
マスタングが強制的に人体錬成をさせられる回になります。
加えて、肉体を置いていくアルの魂に対しての、アルの肉体の示唆的なセリフがカッコイイ回でもあります。
全体のあらすじ
金歯医者とロイの対決の場所へ、一瞬の隙を突きメイやザンパノたちが襲来。一挙にその場の形勢を逆転させるが、そこへなんとプライドと、死んだと思われていたブラッドレイが姿を現す。剣を取りロイに襲い掛かったブラッドレイは、そのまま彼の手のひらを突き刺し床に縫いとめる。そのロイを使ってプライドは金歯医者を犠牲に、強制的な人体錬成を行い始めた。
各シーンの伏線などの解説
ジェルソ達の参戦
上を見るリザの視線から、味方の存在に気づいたマスタング。
カエルとのキメラであるジェルソが金歯医師を捕らえ形勢逆転します。
リザとマスタングのやりとりはセリムがホムンクルスであることを伝えたときと同様に見事な阿吽の呼吸です。
賢者の石よりリザを助けたメイ
ジェルソに捕らえられた際に賢者の石を落とした金歯医師。
転がった賢者の石を喉から手が出るほど欲しいメイですが、一刻の猶予もないリザを先に助けます。
マスタングの人体錬成
スカーVSブラッドレイ
メイ達はお父様ころフラスコの中の小人ホムンクルスのところへ。
「スカーVSブラッドレイ」の構図となります。
門前で肉体と再会するアル
肉体に引き寄せられたアルの魂。
真理の扉の模様はそれぞれ異なりますが、アルの場合はジョージ・リプリー氏の「錬金術の骨髄」が元ネタと考えられています。
仲間を助けるために、長年探し続けた肉体を置いていく。
気高い僕の魂よ。
君の入れ物として誇りに思う。
けど、君が戻ることで、この世が絶望に満ちてしまうかもしれないんだよ。
アルフォンス。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode59」(Abema TV)より引用
この後の展開を示唆させるような名言。
ちなみにアルの魂は現在鎧に定着しているので、このアルの肉体でしゃべっているのは誰かという話ですが、おそらくアルの魂の投影のような存在なのでしょう。
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参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索