アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
「第四世代能力者」とは?
漫画およびアニメ「炎炎ノ消防隊」の用語である「第四世代能力者」。
「第四世代能力者」とは、アドラバーストの使い手が伝道者とアドラリンクすることで覚醒した状態のことです。
第二・第三世代と比べると明らかに強い・特殊な能力を発揮することができます。
第四世代の能力
伝導者とのアドラリンクによるアドラバーストの覚醒。
言うなれば、第四世代への目覚め。炎炎ノ消防隊 第弐拾弐話 「兄の意地」(GYAO!)より引用
第22話にて、ショウと戦う中で覚醒したシンラに対しハウメアは上記のようなセリフを言います。
第4世代能力者になるには、
アドラバーストの使い手であること、
伝導者とアドラリンクすることの2つの条件が必要であることがわかります。
アドラバーストとは、第三世代能力者の中でも限られた者が起こすことができる特殊な炎のことです。
アドラリンクとは、アドラバーストの使い手と他者がリンクし、精神を共有したり力を高める現象のことです。
第4世代能力者として覚醒すると、それまでの能力とは明らかに異なる強い能力を発揮することができます。
また、作中において第一・第二・第三世代という用語は特殊消防隊をはじめ一般に浸透した言葉のようですが、
「第四世代能力者」という言葉は、伝道者一派を中心とした一部の人間が使う単語のようです。
第四世代の能力者
第四世代能力者の筆頭はショウでしょう。
ショウは第四世代能力により宇宙の膨張熱を操作し、時間を止めることができます。
「時間を止める」という、まさに第三世代の炎の力を逸脱した強力な力です。
さらに、
シンラもショウを仲介することで伝導者とアドラリンクし、第四世代に覚醒します。
シンラは時間よりも速く移動し、結果ショウと同様に他者の時間が止まった中で動けるようになります。
強力な第四世代ですが、弱点もあります。
第四世代は「伝導者とのアドラリンク」という条件付きです。
伝導者とのアドラリンクが切れれば、第四世代の能力は使えません。
第23話でショウは伝導者とのアドラリンクが切られ、途端に能力が使えなくなりました。
おわりに
以上のように、強力な第四世代ですが、その力は伝導者とのリンクという条件付きである点が他の世代と異なります。
一派が伝導者をあがめるのもわかりますね。
また、第四世代に覚醒したシンラですが、それは「ショウを介して伝導者とリンクした」という特殊な条件での話です。
そのため、
第四世代に覚醒したシンラですが、その能力を普段も使えるわけではありません。
作品としても、登場人物達の力のインフレを防ぐ良い設定だなと思います。
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