アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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第24話「燃ゆる過去」レビュー
第24話「燃ゆる過去」。
アニメ「炎炎ノ消防隊」1期の最終回ですね。
物語のとしての大きな展開は前回の第23話までで、この最終回は後日談的な回になります。
しかし、12年前のシンラの家族に起きた火災についてバーンズから真実が語られるはずせない回になります。
シンラの母親が焔ビトとなったことはこれまでの演出を見るとなんとなく察しがついていましたが、
シンラの母親が焔ビトとなりながらも、まだ生きている可能性があるというのはなんともダークな展開ですね。
シンラは焔ビトを元の人間に戻す方法を探す決意をしますが、最悪の場合自身の手で鎮魂しないといけない可能性もあるわけで。
あらすじ
ショウとの戦いで負った瀕死のケガから生還したシンラの元に、第1特殊消防隊大隊長・バーンズが現れる。バーンズは、シンラと家族を引き裂いた“12年前”の火事の真相を知っていると言う。自身の過去に隠された残酷な真実と向き合うに値する成長と覚悟を示すことを、シンラに求めるバーンズ。全ての想いを込めたシンラの一撃は、バーンズの心に届くのか。あの火事の真実へ――
炎炎ノ消防隊 第弐拾四話 「燃ゆる過去」(GYAO!)より引用
主なシーンの振り返り
アバン
退院したシンラ
退院日にシンラを迎えにきたヴァルカン。
ジョヴァンニの襲撃の際はヴァルカンを支えたシンラ。
元気のないシンラを、今度はヴァルカンが支えます。
アーサー&シンラとはまた違う、男同士の友情がかっこいい2人。
入院中のことをオウビに報告するというかたちで、回想に入ります。
Aパート
バーンズVSシンラ
「真実を知りたければかかってこい」というバーンズ。
前回の話の続きですね。
圧倒的な力のバーンズですが、シンラもラピッドにより善戦。
バーンズはシンラの成長を認め、真実を話し始めます。
12年前の火事の真実
12年前の火災の原因はショウであったこと。
母親は焔ビトになったこと。
これらには伝導者一派が関わっていたこと。
バーンズから真実を聞かされるシンラ。
バーンズが今までシンラに真実を話さなかったのは、今度はシンラが伝導者に狙われないようにするためだったのですね。
炎から遠ざけることでこれ以上第三世代能力を成長させないようにする意図があったわけです。
また、今回シンラと手合わせしてシンラの強さを推し量ったバーンズ。
「弱かったら他者を守ったり自身の命を守ることはできない」という思いは、自身が現場にいながらシンラ以外を救えなかったバーンズが自分に向けた信念でもあるのでしょう。
Bパート
アドラリンクの手掛かり
こうして真実を知ったシンラ。
アドラリンクの際に見た角のある焔ビトは母さんなのではないのか?という疑問に行きつきます。
こうして、アドラリンクについて何か知っていそうな、第4の大隊長である蒼一郎アーグとの接触を試みます。
孫であるアサコ・アーグに相談するシンラ。
Cパート
エンディング後のCパートはシンラの退院祝い。
和気あいあいとしたかたちで1期終了。
おわりに
ショウのことも気になりますが、焔ビトとなったシンラの母親の現在も気になるところですね。
いくつかの謎が解けつつも、さらなる謎が深まり今後の展開が気になる炎炎ノ消防隊。
2期が楽しみです。
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