「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
デニス監督の名言
土屋博士「ここで、
ようやく我々の仕事も終わりというわけですね」デニス監督「ええ、
お互い最後まで苦労できてよかった」アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第五十一話「栄光のゴールをめざして」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
アストロレンジャーズの監督であり、ミニ四駆一筋で仕事をしているデニス監督。
レッツ&ゴーWGP編最終回のデニス監督と土屋博士の会話シーンは、大人になるほど考えさせられる隠れた名シーンだと思います。
子供のために苦労できることを誇りに思える、カッコイイ大人がレッツ&ゴーの作品には多いです。
解説
デニス監督と土屋博士の会話
あの子らは、本当にミニ四駆が好きなんだろうかと。
宇宙飛行士になるんだとかなんとかで、エリート意識は人一倍強い。
レースも訓練の一環として真剣に取り組んでいるだけなんじゃないかと、少なくとも以前はそう見えました。ただ、今は少し違うんです。
あなたのところのレーサー達と触れ合うようになってから、なんていうか、楽しそうなんですよ。
練習のときも、レースのときも。土屋さん、正直言ってあなたが羨ましいと思うこともありますよ。
彼らは本当にマシンが好きで、レースが好きだ。
いや、どうも私はレース一筋で生きてきて、宇宙とかなんとかには、とんと縁がないもんですからねぇ。アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第五十一話「栄光のゴールをめざして」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
真面目に取り組むだけでなく、そこに楽しさや意欲を子供に感じてほしいのは、まさに大人の心情かと思います。
デニス監督がミニ四駆一筋で、アストロレンジャーズのメンバーが宇宙飛行士の卵。
土屋博士が元パイロットで、ビクトリーズのメンバーはミニ四駆に熱中。
2つのチームの人間関係が対になっているのも細かい設定のうまさの1つかと思います。
また、2人の会話の様子を遠くから次郎丸が眺めており、
子供のことを思う大人と、そんな大人を見る子供という相互の関係性を演出しているように感じます。
ジョーとリョウ
デニス監督と土屋博士の会話はオチとしてジョーとリョウの話で終わります。
2人の会話から、(周囲の認知も含め)ジョーがリョウに好意を持っていることがほぼ確定します。
ジョーとしてはリョウの住所を知りたいのでしょうが、父が運送業で遠方にいるためか、普段はキャンプ生活である意味で住所不定のリョウ。
本編解説
補足記事