「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
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サイクロントライコブラエボリューションハリケーンマグナム
サイクロントライコブラエボリューションハリケーンマグナムとは、WGP編第34話に登場するビクトリーズのマシンをつぎはぎしたサイクロンマグナムのことです。
それぞれのマシンの長所を受け継いだキメラマシンであるマグナムは、後のビートマグナム開発へのきっかけとなります。
解説
マシン特性
ディオスパーダのアディオダンツァで破損したビクトリーズのマシンを混ぜ合わせることで生まれたサイクロントライコブラエボリューションハリケーンマグナム。
ハリケーンソニックのウイング、ネオトライダガーのモーターやギア、スピンコブラのシャフト類、プロトセイバーEVOのセンサー類など用いています。
それぞれの長所を取り込んだためか、単体でディオスパーダを抜き去る高い性能を発揮します。
しかしながらつぎはぎマシンだけあって負荷は高く、ゴール直後すぐに破損してしまいます。
このときの大型ウイングや大径ホイールが、後のビートマグナム開発のヒントとなっていきます。
ボディーキャッチ未使用の示唆
本機は前後共にカウルを結束バンドのようなパーツで固定しています。
ピットボックスから出たあとからレース中に至るまで一貫してボディーキャッチは描かれておらず、作画ミスではなく意図的な演出である様子がうかがえます。
ボディーキャッチを使用していない点が、マグナムの経緯を考えると非常に感慨深い演出と言えます。
ボディーキャッチはビクトリーマグナムがレイスティンガーによって大破したときに唯一残ったパーツです。
ビクトリーマグナムはマグナムセイバーのモーターを最初に使用しある意味で世代交代を済ませています。
このように、豪は大破するなどの不可抗力以外でマシンを変えた経験が烈と比べると乏しいです。(烈はバンガードソニックからハリケーンソニックへ性能向上のため自発的に乗り換えています)
修理できなくもないレベルのサイクロンマグナムからビートマグナムへの移行は、豪がより強くなるためにマシンを合理的に入れ替えてく精神的成長でもあると思います。
最後のマグナムトルネード
ビートマグナムはそのマシン性能からマグナムトルネードができなくなったため、マグナムトルネードも本機が行う第34話が最後となっています。
その後の必殺技であるマグナムダイナマイトもこれはこれで印象的ですが、やはり登場頻度と使いやすさを考えると、マグナムトルネードがマグナムの代名詞的な技であると思います。
本編
補足記事