「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください。
グリッドマンの映画での結末
映画「グリッドマンユニバース」にて黒幕の怪獣「マッドオリジン」に利用されていたグリッドマン。
自覚がなかったとはいえ、グリッドマン自身が世界の危機の発端となってしまいます。
しかし最終的には裕太達の支えもあり、マッドオリジンを倒すことができたグリッドマン。
自分の弱さと友達の大切さを改めて知り、物語全体として非常に示唆のある形でハイパーワールドに帰還します。
解説
グリッドマンの罪悪感
裕太に乗り移ったことに心の奥底で罪悪感を感じていたグリッドマン。
「SSSS.GRIDMAN」ではアレクシス・ケリヴを倒すためとはいえ、裕太に乗り移り裕太を危険な目に遭わせてしまいます。
最終的に内海や六花はグリッドマンに感謝し、裕太本人も不満はないものの、グリッドマンとしては解消しきれない罪悪感を抱くことになります。
そのような心の迷いにつけこまれ、マッドリジンにグリッドマンは利用されてしまいます。
グリッドマンの力を悪用し、たくさんの宇宙を創造します。
グリッドマンがマッドオリジンに利用された結果生まれた宇宙(世界)の1つが蓬達の世界であることも判明します。
「GRIDMAN UNIVERSE」の伏線
「電光超人グリッドマン」を原作としたプロジェクトである「GRIDMAN UNIVERSE」。
「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」「グリッドマンユニバース」は「GRIDMAN UNIVERSE」の3部作であると言えます。
そして「GRIDMAN UNIVERSE」というプロジェクト名すらも伏線にした壮大な映画であった「グリッドマンユニバース」。
グリッドマンユニバースは文字通り「グリッドマンが創った宇宙(ユニバース)」であり、「SSSS.DYNAZENON」はその1つであったことがわかります。
マッドリジンに利用され、様々な宇宙を(自身の記憶をベースに
)生み出してしまったグリッドマン。
「SSSS.DYNAZENON」の世界が「電光超人グリッドマン」の竜使いのストーリーをベースにしている点、怪獣が現れてもグリッドマンが登場しない点、街並みが裕太達の世界に似ている点なども全て伏線であったと考えると非常に整合性のある作品だと思います。
「グリッドマンユニバース」伏線・小ネタ一覧
参考資料