有馬かなのアドリブと受けの上手さ|【推しの子】第18話「太陽」解説

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有馬かなのアドリブと受けの上手さ

【推しの子】 | 第2期 第18話 太陽(ABEMA)より引用

 朔夜のトラブルをアドリブでフォローする有馬かな。
 かなの「受け」の上手さが描写され、これが第18話の終盤につながっていきます。

 ちなみにこの第18話序盤にて、「東京ブレイド」における主人公サイド「新宿クラスタ」はシンプルな勧善懲悪、「渋谷クラスタ」はそれ以上の意図がある集団であることが読み取れます。(鞘姫が混血であることも関連しているのかもしれません)



シーンの解説

時系列が戻る第18話

 朔夜演じる匁とかな演じるつるぎが対峙し、匁が一時撤退するシーン。
 これはキザミとの戦闘の直後のシーンなので、第18話冒頭は前話のラスト(舞台裏で話すメルトと朔夜)より時系列が戻っていることがわかります。

 おそらくメルトと朔夜が舞台裏で話していたのは、匁・刀鬼が会話をしたあと、鞘姫が出てきたあたりでしょう。


かなのアドリブ

「渋谷クラスタ」なんて知ったことじゃない。
全員切り倒して、私達がこの国を取る!

【推しの子】 | 第2期 第18話 太陽(ABEMA)より引用

 (おそらく朔夜のミスというよりはアクシデント的に)効果音とセリフが被り、「渋谷クラスタ」という作中の用語が観客に届かなかった朔夜。
 かながアドリブを入れてカバーします。

 監督の金田一いわく、「渋谷クラスタ」という用語はここが初出とのことですが、第17話で匁とキザミが刀を交わした際にすでに出ています。

 アニメの構成ミスなのか……
 あるいは好意的に解釈すれば、キザミVS匁の戦闘で伏線的に出てきた「渋谷クラスタ」という用語が、このシーンにて全貌が明かされるといったところでしょう。


かなを評価する朔夜

 さすが。
 年齢イコール芸歴の役者は違うなぁ。
 どんな無茶をしても受けてくれそうな安心感がある。
 こんなにやりやすい相手は初めてだ。

【推しの子】 | 第2期 第18話 太陽(ABEMA)より引用

 かなの「受け」の上手さを素直に評価する朔夜。

 みなみをナンパした第16話、メルトを認めた第17話、かなを素直に評価する第18話。
 視聴者目線で朔夜の印象がどんどん変わる数話だなと思います。



本編の解説

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参考資料

 
 

 
 

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