漫画およびアニメ「烈火の炎」に関するページです。
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鉄丸(てつがん)とは
安西信行「烈火の炎」(コミックシーモア)より引用
作中の主要人物「石島土門(いしじまどもん)」が使用する魔導具である「鉄丸(てつがん)」。
身体を鉄のように固くできる、防御寄りですが攻撃も兼ねている魔導具です。
虚空が(土門の力を補う意図で)土門に渡し、呪との戦闘で初使用となります。
解説・考察
概要
裏武闘殺陣における決勝戦、麗(紅)との試合にて呪と戦闘を行う土門。
事前に土門は虚空から魔導具「鉄丸」を渡されており、その意図は複数の魔道具を使いこなすことで実力を補えというもの。
(お前は弱いから魔導具いっぱい持て)
使い方がわからないまま試合を迎え、戦闘中に誤って飲み込んでしまい、しかしそれは正しい使い方であったというややご都合主義過ぎる展開で発動となります。
いずれにせよこの鉄丸の能力発動が功を奏し呪に勝利。
呪と戦闘は、それまで「弱い」と評価されていた土門が十神衆を倒すことで評価を(作中においても読者目線でも)覆す、ある意味重要な回となります。
性能
魔導具の中では比較的小さい球体の形で、飲み込むことで使用できる鉄丸。
飲み込んだあと任意のタイミングで能力を発動させると、額に「鉄」の文字が浮かび上がり身体の色が鉄色に若干変化。
文字通り身体が鉄の硬度と重量を得ます。
鉄の身体ということで止血作用もあり、また繰り出す攻撃が鉄の硬さと重量を纏うため、防御と攻撃双方に効果がある魔導具と言えます。
ただし発動時間には制限があるようで、常時鉄丸を発動させておくといったチート技・インフレはできない様子。
土門も基本は土星の輪と嘴王で戦闘し、防御が必要なここぞというときに発動させるという手法を取ります。
ちなみに飲み込むことで使用するため、同時に複数名が使用することができない鉄丸。
体外に排出すれば再使用できるらしいですが、個人的には他者と共有は抵抗がある魔導具だなと思います。