漫画およびアニメ「烈火の炎」に関するページです。
ネタバレも適宜含みますのでご了承ください。
夢幻(むげん)とは
安西信行「烈火の炎」(コミックシーモア)より引用
作中の登場人物「幻獣朗(げんじゅうろう)」が使用する魔導具である「夢幻(むげん)」。
「夢幻」は対象物の大きさを自由に変えることができるチート性能とも言える魔導具の1つです。
幻獣朗は(式髪を埋め込む人体実験のため)砂倉瑪瑙(さくらめのう)を従わせるため、瑪瑙の父親を夢幻にて縮小させます。
解説・考察
概要
(アニメでは便宜的に杖に埋め込まれていますが)能力については核単体で動作する夢幻。
鋼金暗器や嘴王のように武器と核が一体になっている物ではなく、式髪や蔵王のような核単体で使用する魔導具と同類と言えます。
対象物の大きさを変える(細胞のサイズを変える)ことができるというなかなかのチート性能。
しかし変えた大きさは永久に持続するわけではなく、夢幻が破壊されると元に戻ります。
このため物の大きさ自体を変えるというよりは、魔導の力で一時的に細胞の大きさを変化させていると言ったほうが正確かもしれません。
烈火は瑪瑙を救うために(瑪瑙の父親を元に戻すため)幻獣朗に攻撃を仕掛け、夢幻を破壊。
瑪瑙の父親を元の大きさに戻すことができます。
性能
烈火の機転による焔の攻撃で破壊された夢幻。
ある意味で不意打ちのような形で破壊できたわけですが、直接的な戦闘シーンで夢幻を使われたらかなりきつかっただろうなと思います。
(もしも戦闘中に虫くらいの大きさに身体を小さくされれば、勝つのはかなり難しいでしょう。)
ちなみに夢幻は自分の身体を小さくして索敵を行うといった使い方も可能でしょう。
このように考えると、活用の幅がありかなり便利な魔導具と思えます。
偶然か必然か、早めに破壊された夢幻。
個人的に、夢幻の能力は便利過ぎ・強力過ぎて、メタ的には扱いにくい魔導具だったのではないかなぁと思います。