漫画およびアニメ「烈火の炎」に関するページです。
ネタバレも適宜含みますのでご了承ください。
木霊(こだま)とは
安西信行「烈火の炎」(コミックシーモア)より引用
作中の登場人物「永井木蓮(ながいもくれん)」が使用する魔導具である「木霊(こだま)」。
植物を操るという一見するとクリーンな性質の魔導具ですが、持ち主(木蓮)の性格と幻獣朗の魔改造により禍々しい戦闘が印象的。
「SODOM編」における「木竜」は、「木霊の木蓮」の集大成と言えます。
解説・考察
概要
後述するように、いくつかの強化イベントを経ながら火影と戦闘を繰り広げてきた木蓮。
それに対応してきた経過を汲むと、「木霊」も汎用性が高い魔導具であることがうかがえます。
「裏武闘殺陣編」では幻獣朗により体内に木霊を埋め込まれます。
魔改造とも言えるこの運用によって、想定以上の力を発揮したと思しき木霊。
物語序盤、紅麗の館では瞬殺されザコキャラ扱いであった木蓮ですが、着実に力をつけていきます。
経過
通常使用
紅麗の館での戦闘では、「植物を操る」という木霊の通常性能に準じた攻撃手段しか持っていなかった木蓮。
「植物は火で焼かれる」という相性の悪さを覆すことができず、烈火に完敗します。
体内に埋め込まれた木霊
幻獣朗によって木蓮の体内に埋め込まれた木霊。
これにより自身が大木となり、無数の枝で攻撃が可能となります。
植物の再生能力も相まってかなりの戦闘能力を得ますが、水鏡に凍らされ機能停止し敗北します。
封印の地編
天堂地獄の争奪戦とも言える「封印の地編」では、再び人の形で木霊を駆使する木蓮。
木を使った人型の分身で水鏡を翻弄しようとしますが失敗。
ここでも敗北となります。
木竜
切られた腕を植物の腕にし、さらに下半身を植物と一体化させて「木竜」となった木蓮。
最終決戦では空海が破壊できないほどの強度を持つ植物を作り出しており、木霊の植物を操る性能を存分に引き出しています。
それでも烈火に敗北してしまいますが、木および植物の性質を活かした戦闘(食虫植物を用いるなど)で名バトルを繰り広げます。