漫画およびアニメ「烈火の炎」に関するページです。
ネタバレも適宜含みますのでご了承ください。
風神(ふうじん)とは
安西信行「烈火の炎」(コミックシーモア)より引用
作中の主要人物「霧沢風子(きりさわふうこ)」が使用する魔導具である「風神(ふうじん)」。
風を用いた様々な攻撃を行う風神は、虚空が作った魔導具の中でも最高傑作と言われる高等魔導具に位置付けられます。
解説・考察
概要
影法師(陽炎)が発見した時点では核が紛失しており、小玉によって限定的な力しか発揮できなかった風神。
後に核を雷覇が所持していたことが判明。核を手に入れ本来の力を発揮します。
風神には自我があり、またその自我が具現化する点も印象的。
物語終盤では風子と対話をしながら共に戦闘を行います。
強力な物ほど禍々しさが目立ちがちな魔導具ですが、風神はその強さに反して終始クリーンな印象。虚空らしい魔導具と言えます。
海魔が作った最高傑作「雷神」と対を成します。
特性
基本技
風を起こし相手を吹き飛ばす、かまいたちのような形状で対象を切り裂くなど、多様な攻撃が可能な風神。
風の小玉
風神には核以外に補助的な5つの小玉があり、これにより核がない状態でもある程度の風を起こすことができます。
また具現化された風神の自我が直接体当たりをする「風魂(かざだま)」は、核がない状態でも使用できますが小玉を消費します。
風子は「封印の地編」にて双角斎の魔導具「魂吸いの壷」から脱出するため最後の風の小玉を使用。
これにて核を手に入れるまで風神は機能停止します。
(ちなみにこの際、脱出は失敗しており最終的には雷覇に助けてもらいます)
風の爪
鬼の爪の核を風神にはめ込むことで、爪状の風を形成します。
風子のアイディアによる合成魔導具。
これにて風神単体ではいまひとつだった近接戦闘を可能にします。(ちなみにこの爪は分離もできるので、奇襲攻撃も可能)