日車寛見「最悪の気分だったろう」|呪術廻戦 第56話「東京第1結界③」

 アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
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日車寛見の改心

呪術廻戦 | 第3期 死滅回游 前編 第56話 東京第1結界③(ABEMA)より引用

 弱者救済のためこれまで目を開けていた日車ですが、闇堕ち後は虎杖の正義感にかつての自分を見出し思わず目を閉じてしまいます。

 日車の心の描写が見事で、改心後の言動も切ない第56話。



解説

自分を責める虎杖

 でもやっぱり、俺のせいだ。
 俺が弱いせいだ。

呪術廻戦 | 第3期 死滅回游 前編 第56話 東京第1結界③(ABEMA)より引用

 誅伏賜死により宿儺の件を知った日車。
 以前、乙骨がどちらかと言えば感情に寄り添って虎杖を「悪くない」と言ってくれたこと対し、日車はより筋道立てて(六法に基づき)虎杖の無罪を言及します。

 虎杖の精神的負担は相当ですから、視聴者的にもここは優しいシーンだなぁと思います。

 しかしながら、それでも自分を責めてしまう虎杖。


改心する日車

 初心に還った。
 虎杖、お前のような弱さを持つ人間が、まだまだいるのかもしれん。

呪術廻戦 | 第3期 死滅回游 前編 第56話 東京第1結界③(ABEMA)より引用

 「弱さ」という表現がうまいなぁと思うシーン。

 虎杖が自分を責める理由として挙げた「弱さ」が、日車にとっては自分を取り戻す光となります。


日車と虎杖の対話

日車「自分の意志で、人を殺めたことはあるか?」

虎杖「あるよ」

日車「そうか。最悪の気分だったろう」

呪術廻戦 | 第3期 死滅回游 前編 第56話 東京第1結界③(ABEMA)より引用

 そして日車は虎杖に100点を譲渡することにします。

 椅子に座り、短い対話をする日車と虎杖。

 虎杖が言う「人を殺めたことがある」は、おそらく(真人が作った)改造人間の子供の件を指しているのでしょう。(あるいは壊相・血塗)

 虎杖の返答に対し、「最悪の気分だったろう」と声をかける日車。
 日車が他者に寄り添う姿勢を取り戻したと同時に、そういう言葉が出るということは、やはり日車も人殺しを不快に感じていたんだなという本音もうかがえます。

 この、虎杖に寄り添う形を通して日車自身の本音が垣間見える演出も巧みでかつ非常に切ないなぁと思います。



本編の解説

http://likiroku.com/jujutsukaisen-arasuji-56/



参考資料

 
 

 
 

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