ジェノブレイカーのアニメと設定の違い
ゾイドはアニメと誌面展開の「バトルストーリー」では設定が微妙に異なります。
レイヴンが使用するジェノブレイカーも例外ではなく、通常とは異なった仕様・設定となっています。
これに伴いコトブキヤのプラモデルでも通常仕様とレイヴン仕様が存在します。
プラモデルの違い
色合いなど細かい違いはいろいろあるものの、おおむねレイヴン仕様の違いは
- 目の色(青)
- フリーラウンドシールドの一部に黒の配色
- シャドーやレイヴンのフィギュアの付属
などがあります。
これらはいずれもアニメの演出を意識した仕様となっています。
以下、最もミリタリーでリアルな世界観である「ゾイドバトルストーリー」と、アニメの(レイヴンが乗る)ジェノブレイカーの違いを挙げていきます。
設定の違い
開発経緯
バトルストーリーでは対ブレードライガーとしてジェノザウラーをベースに開発され、少数ながら量産されています。
性能はブレードライガーを凌駕するものとして期待に適ったものの、ジェノザウラー以上に操縦が難しい極めてパイロットの技量を問う機体となってしまいます。
一方で、アニメではシャドーがジェノザウラーをエヴォリューションコクーンで進化させたワンオフ機となっています。
こちらは圧倒的な性能と引き換えにシャドーの合体の負担が凄まじく、3分程度しかフルパワーで戦えないデメリットを抱えます。
機能
アニメで最も異なる設定が、Eシールドの追加です。
バトルストーリーなどをはじめとする本来のジェノブレイカーにはEシールドジェネレーターは装備されていませんが、アニメに登場するレイヴンのジェノブレイカーはシャドーと合体することでEシールドを展開できます。
左右のエクスブレイカーを前方に合わせるようにすることでEシールドを発生させることができ、このときの防御力はゴジュラスの一斉砲撃すら耐えることができます。
一方で、映えるEシールドの装備によってアニメではフリーラウンドシールドがやや噛ませ犬的な装備となっています。
バトルストーリー上では強力な盾であるフリーラウンドシールドですが、アニメではバンのブレードライガーに付け根から切られたり、ジェノザウラーの荷電粒子砲で溶解したりと「一部の損傷」を演出するための装備となっています。