金色のガッシュベル!! アニメと漫画の違い

 漫画およびアニメ「金色のガッシュ!!」(金色のガッシュベル!!)に関するページです。
 ネタバレを含みますのでご了承ください。





「金色のガッシュベル!!」アニメと漫画の違い

【公式】金色のガッシュベル!!第1話「魔界から来た電撃少年」(東映アニメーションミュージアムチャンネル)(youtube)より引用

 アニメ「金色のガッシュベル!!」は途中まではおおむね原作準拠で描かれますが、終盤は改変され漫画とは異なる終わり方をします。

 具体的には、原作の最終章である「クリア・ノート編」が描かれず、代わりに前章の「ファウード編」で急速に話をたたむ形を取ります。

 漫画では実際にガッシュが王様になって完結しますが、アニメはその途中でいわゆる「俺達の戦いは続く」スタイルで幕を閉じます。

 ちなみに原作である漫画の場合タイトルは「金色のガッシュ!!」、アニメでは(おそらく著作権の関係か)「金色のガッシュベル!!」となっています。



解説

全体の違い

 アニメ「金色のガッシュベル!!」は適宜アニメオリジナル要素は入るものの、終盤まではおおむね原作準拠でストーリーが進みます。

 例えばアニメ第1話では早々にアニメオリジナルキャラクター「ハイド」が清麿達のいざこざに乱入する形を取ります。

 このようにアニメではキャラクターの介入の仕方が微妙に異なったり、アニメオリジナル回が(おそらく尺を引き伸ばす関係で)途中で入ったります。

 しかしながら、全体としては原作の流れを逸脱しない範囲であり、おおむね原作に沿って話が進んでいると考えて差し支えないと思います。


終盤・クライマックスの違い

 「金色のガッシュベル!!」のアニメと漫画において最も異なる点は最終章と終わり方です。

 冒頭で述べた通り、アニメでは原作の最終章である「クリア・ノート編」は描かれず、前章の「ファウード編」を改変する形で幕を閉じます。

 端的には、「強敵であるファウードを倒して『魔界の王を決める戦いはまだまだ続く』」という終わり方をします。

 また、このような終わり方に持っていくため、ファウード編も途中から改変され幾分駆け足・無理矢理な進み方をします。

 清麿とガッシュの具体的な強化イベントがなく、勢いだけで強敵「ゼオン」を倒す点などはその1つでしょう。

 話数としては第139話から最終回の第150話までがアニメオリジナルの展開になります。



参考資料

テキストのコピーはできません。