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第6~10話の名言
第6~10話における、マスタングの名言を挙げていきます。
(該当しない話数は割愛しています)
ロイ・マスタングの名言と解説
第7話「隠された真実」
利用できるものは全て利用する。
私が大総統の地位について、軍事の全権を掌握するまではね。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode7」(Abema TV)より引用
スカーの行方を追う際のマスタングの本音。
このとき部屋に居たのがリザとハボックであり、マスタングが2人を信頼していることがわかります。
第10話「それぞれの行く先」
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一人の力など、たかが知れている。
ならば私は自分で守れるだけ、ほんのわずかでいい。大切なものを守ろう。
下のものがさらに下を守る。
小さな人間なりに、そのくらいはできるはずだ。あそこはさぞかし気分はいいだろうな。ヒューズ。
だが、私一人の力であそこに上り詰めることはできない。
その自信が、ある。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
仕事の疲れからうたた寝し、イシュヴァール殲滅戦のことを思い出すマスタング。
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殉職で二階級特進。
ヒューズ准将か……
私の下について助力すると言っていた奴が、上に行ってどうする。
馬鹿者が。錬金術師とはやな生き物だな。中尉。
今、頭の中で人体錬成の理論を、必死になって組み立てている自分がいる。
あの子らが母親を錬成しようとした気持ちが、今ならわかる気がする。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
ヒューズの墓石にて。
物語りを通して描かれる個人の成長としては、マスタングの成長も興味深い描写の1つだと思います。
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マスタング「大丈夫だ。
いかん、雨が降ってきたな」リザ「いいえ、雨なんて」
マスタング「いや、雨だよ」
リザ「そうですね。戻りましょう。ここは、冷えます」
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
リザの察する様子も含めて切ないシーンです。
個人的な解釈ではありますが、
リザの「ここは冷えます」が夕暮れの屋外を意味するだけでなく、ヒューズの死ばかりを考えてしまう場所であるという意味も含んでいる気がします。
公も私もあるものか。
大総統の地位をもらうのも、ヒューズの仇を討つのも、全て私一個人の意志だ。
上層部に食らいつくぞ。ついてくるか?「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
このあとのリザの「何をいまさら」という返答も含めて熱いシーンです。
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索