二階級特進マース・ヒューズ准将
アニメの2期であり原作準拠である「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」において、マース・ヒューズの名言を挙げていきます。
マース・ヒューズの名言と解説
第9話「創られた想い」
相談する必要がなかったんだろ。
ウィンリィちゃんなら、言わなくてもわかってくれると思ったんだよ。しょうがねぇよなぁ。
男ってのは言葉より行動で示す生き物だから。
苦しいことは、なるべくなら自分以外の人に背負わせたくない。
心配もかけたくない。
だから言わない。
それでも、あの兄弟が弱音を吐いたら、そんときは、きっちり受け止めてやる。
それでいいんじゃないか?「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode9」(Abema TV)より引用
エドやアルがいろいろなことを抱え込んで、自分に話してくれないことに悩むウィンリィ。
ヒューズがイシュヴァール殲滅戦に参加し、その残虐な状況を当時恋人だったグレイシアに話さないことを決めたのはOVAにて描かれます。
そういうヒューズなりの強さと決意を知ると、より重みが増すシーン。
第10話「それぞれの行く先」
鼠算かよ。
ってぇことはだ、この国丸ごとみんな守るには、ネズミのてっぺんにいなきゃならねぇな。おもしろそうじゃねぇか。
一口乗ってやるよ。
お前の青臭い理想が、この国をどう変えるか見てみたい。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
イシュヴァール殲滅戦の回想にて。
第10話はヒューズの最期の回となります。
エリシア、グレイシア、ごめんな。
早く帰るって、約束……「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
短い登場期間でありながら、非常に印象深い人物であったヒューズ。
戦闘の実力ではなく、グレイシアに扮したエンヴィーを攻撃できないというヒューズらしい最期であった点も心が痛みます。
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索