アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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第20話「誇りを纏って」レビュー
アニメ「炎炎ノ消防隊」第20話「誇りを纏って」。
ヒナワVSアローの回です。
火華の第5との戦闘のときもそうでしたが、
ヒナワは登場回数少ないですが、登場したときははずさないカッコよさですね。
あと個人的に、
「アーサーは動体視力がいい」という描写がこれまでの話のつながりを持たせてくれてよかったなあと。
ヒカゲ&ヒナタの偽者を見破ったり、ショウの攻撃から急所を避けたり。アーサーの目のスペックの高さが成せた技なのだなあと。
あらすじ
隊を分断され、単独で「地下(ネザー)」を進む火縄。暗闇と霧が視界を妨げる中、突如、閃光とともに飛び来る炎の矢。白装束の射手・アローの冷徹な攻撃に負傷し苦戦するも、部下であるシンラの人格を軽視するアローの言葉が、火縄の感情に火を灯す。アローを倒すため火縄が手にしたものとは――。
炎炎ノ消防隊 第弐拾話 「誇りを纏って」(GYAO!)より引用
主なシーンの振り返り
アバン
ヒナワVSアロー戦の開始
冒頭からヒナワVSアロー戦。
互いに狙撃を行いながらオープニングへ。
Aパート
シンラの必殺技
Aパート冒頭は、リヒトを助けるシンラ。
前回習得した必殺技で、相手が動く隙も与えず攻撃できます。
ヴァルカンの工房の一件で、リヒトとジョーカーが特殊消防隊とも伝道者一派とも異なる第3勢力であることがわかります。
今回のリヒトの怯えようから、リヒトが何か裏はあるけれど伝道者とはまた違った派閥であることがさらに濃厚になってきました。
ちなみに、「ラピッド」とは「速い」「迅速な」などといった意味の単語ですね。
博学なリヒトは、敵に悟られないようにかつ、紅丸と練習したあの技の速さならこの状況を打破できるとシンラに伝えたかったのでしょう。
シンラにはピンとこず結局リヒトは「虎の・・」とさらにヒントを出しますが。
ヒナワVSアローの決着
一回でパーツ交換が必要なほどの威力を放つヒナワ。
限界も近かったですが、アローの炎すらも弾の加速に利用し勝利。
アローに勝利はしたものの、力を使いきり動けない状況にミラージュが。
そして後半へ。
Bパート
アーサーVSミラージュ
そこへ現れたアーサー。
前回の修行を活かし、ミラージュに勝利。
浅草でヒナタ&ヒカゲの偽者を見破ったアーサー。
目がいいのか、ヨナにも違和感を示している様子。
マキ、アイリス&タマキに合流
マキがアイリス&タマキに合流します。
オウビ&ヴァルカンVSジョヴァンニ&リサ
敵ではありましたが、完全に悪というわけでもなさそうなリサあらためフィーラー。
リサを洗脳するジョヴァンニに対し、オウビの姿勢がかっこいい。
ほんとオウビは理想の上司&理想の大人です。
おわりに
過去に焔ビトになってしまった友人や、オウビから「優しい」と評されるヒナワ。
今回もシンラの意思を軽視するアローに熱さを見せました。
その一方で本人としては無感情になることを基本は肯定していたり、自分の命に執着していない描写があったり。
ヒナワの中で「集団の歯車になること」と「大きな流れに対して抗うこと」という2つの矛盾した考えに対しどうバランスをとっているのか。
このあたりが第20話だけだと全貌が見えない気もします。
ヒナワの哲学というか思想みたいなものをもっと知りたいなあと思わせる第20話だなあと。
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