「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(ハガレン)のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
エド達が錬成したのはトリシャだったのか?
エドとアルが人体錬成にて生み出したものは、母親(トリシャ)の肉体でも魂でもない「人間のようなもの」になります。
このためトリシャとはまったく関係がないものです。
「鋼の錬金術師」の世界において、死んだ人間を蘇らせることは錬金術や賢者の石でも不可能とされています。
解説
人体錬成を行ったエルリック兄弟
具体的なシーンは端折られますが、エルリック兄弟が錬成した「母親のようなもの」はピナコによって埋葬されます。
不完全ながらも母親を錬成したと思っていた当時のエルリック兄弟。
このためエドとアルは一度死んだ母親を不完全な肉体で蘇らせる苦痛を母親に味合わせ、さらにもう一度死なせたというトラウマ級の罪の意識を持つに至ります。
過去の人体錬成と向き合うエド
自身が錬成したものを掘り起こし、現実と向き合うエド。
自分が錬成したものがそもそもトリシャの肉体とまったく異なることを確認します。
これにより、自分達が錬成したものはトリシャでもなんでもなかったということがわかるエド。
錬金術で一度死んだ人間の魂や肉体を錬成することは不可能であることが判明します。
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索