このページは「チ。-地球の運動について-」についてのネタバレを含みますのでご了承ください。
フベルトの最期
チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用
フベルトはラファウを庇う形で第2話にて死亡します。
この際に球体のネックレスをラファウに渡し、これがラファウが地動説の資料を見つける手掛かりとなります。
解説
経緯
チ。 ―地球の運動について― 第2話 今から、地球を動かす(ABEMA)より引用
フベルトの影響を受け地動説に興味を持ったラファウ。
知的好奇心のままに地球が動いているとする仮説を書き記します。
家宅捜査にてその記録がノヴァクに見つかったラファウ。
しかしその場に居合わせたフベルトは記録は自分の物であり、研究が見つからないようにラファウの部屋に隠していたと嘘をつきます。
内心疑ってはいるものの、フベルトの断定的な自白を信じざるを得ないノヴァク。
(フベルトの証言を疑いつつも最終的に信じたのは、子供であるラファウを異端者にしたくないという無意識もあったのかもしれません)
唐突に自分を庇ったフベルトに内心動揺するラファウ。
一方フベルトに迷いはない様子。
これにて2度目の逮捕となりフベルトは処刑(焼かれる)、命を落とします。
最期
チ。 ―地球の運動について― 第2話 今から、地球を動かす(ABEMA)より引用
ノヴァクらに連行される直前、フベルトはラファウに球体のネックレスを渡します。
球体のネックレスは3つの点のうち1点が強調されており、これが観測地から資料を隠した山を伝える目印となっています。
この意図を読み取り、石箱に保管された地動説に関する資料を見つけるラファウ。
フベルトは命と引き換えに、資料および地動説をラファウに引き継ぎます。
(その資料はフベルトの意向もありラファウの手によって燃やされるわけですが、新しい資料をラファウはこの石箱に保管します。)
地動説への知的好奇心やフベルトの強い意志に感化され、ラファウも地動説の研究を心に決めます。