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「チ。」第7話の名言集
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な、なんで泣く?
そんな必要ない。
泣いたらまるで敗者じゃないか。
泣いたらまるで、問題があるみたいじゃないか。チ。 ―地球の運動について― 第7話 真理のためなら(ABEMA)より引用
アニメ「チ。-地球の運動について-」の第7話、「真理のためなら」の名言を見ていきます。
解説
いざってとき、引いたら終わりだ
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これから先の人生、君の本質と無関係なところで、君の全てを否定する輩と出会うかもしれない。
そしてその度、心が折れそうになるかもしれない。
だけど、君は自分のやってることを信じて進むんだ。
いざってとき、引いたら終わりだ。チ。 ―地球の運動について― 第7話 真理のためなら(ABEMA)より引用
女性蔑視により不当な評価を受けるヨレンタに対する、コルベの言葉。
しかし後述するように、コルベ自身も女性蔑視の価値観が根底にあります。
ヨレンタの力になろうと彼自身は善人ではありますが、培われてきた価値観が変化するには至りません。
差別や偏見の根深さ・難しさがうかがえる第7話。
まさに完璧な英傑だけだろう
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バデーニ「この仕事を引き継げるのは、
慎重な知性と、
時に大胆な度胸を併せ持った、
まさに完璧な英傑だけだろう」オクジ―「そんな人、どこに?」
バデーニ「いる、私だ。」
チ。 ―地球の運動について― 第7話 真理のためなら(ABEMA)より引用
オクジ―に案内され、石箱の中にあった地動説の資料を確認するバデーニ。
バデーニの自信に満ちた態度が、一周回ってギャグ的になっているシーン。
何かが決定的に失われる気がして
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今ここに居ない人の思いを無視したら、何かが決定的に失われる気がして。
歴史、というか……チ。 ―地球の運動について― 第7話 真理のためなら(ABEMA)より引用
本作の根幹に関わるとも言える考え方が言語化されるシーン。
ラファウの手紙により利益の一部をポトツキに渡す意向を確認するオクジーとバデーニ。
バデーニはそれを見なかったことにし手紙を燃やしますが、オクジーはそれに対して意見します。
そしてこの考えは後にバデーニの言動にも影響を与えることになります。
泣いたらまるで、問題があるみたいじゃないか
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私は…… 私は、はめられたんだ。
これまでの言葉は、全部嘘だったんだ。
コルベさんは、悪い人だったんだ。もし、もしそうであってくれたら、どれだけ良かったか。
けど違う。彼は善人だ。
本当に、私をかばったんだ。きっと、ここが、私が見られる最上の景色なんだ。
これが私の、現実だ。
いや、冷静に考えるんだ。
研究が安全に続けられるならこれでいい。
そもそも、名前なんて本質じゃない。
考えが幼稚過ぎた。
世界がこうなら、上手い動き方が重要だ。
さっそく次だ。次は何を書こう。な、なんで泣く?
そんな必要ない。
泣いたらまるで敗者じゃないか。
泣いたらまるで、問題があるみたいじゃないか。チ。 ―地球の運動について― 第7話 真理のためなら(ABEMA)より引用
結局ヨレンタが書いた論文はコルベの名前で提出され、葛藤するヨレンタ。
聡明なヨレンタは、コルベが悪い人でないこともわかり、それゆえに余計に女性蔑視の根深さに悩みます。
あれの答えが気になる
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でも、悪いとかどうでもいいから、あれの答えが気になる。
チ。 ―地球の運動について― 第7話 真理のためなら(ABEMA)より引用
本作で度々見られる、知的好奇心を抑えられない登場人物達のシーン。
バデーニが掲示板に貼った問題を、純粋な知的好奇心で解きたいと思うヨレンタ。
次話の名言