チ。名言集(第1話)-地球の運動について-



第1話の名言集

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 アニメ「チ。-地球の運動について-」の第1話、「『地動説』、とでも呼ぼうか」の名言を見ていきます。



解説

世界、ちょれー

 世界、ちょれー。
 大変申し訳ないが、この世は馬鹿ばっかだ。
 かくゆう僕も孤児として生まれ、我ながら、貧困で惨めで不憫で脆弱と、詰み要素満載だった。
 が、その前に生きるのが上手かった。
 それもすごく。

 僕の信条は、合理的に生きるだ。
 愛とか代表される無為な感情や、無駄な欲望に惑わされず、合理的な選択をすれば、この世は快適に過ごせる。
 合理的なものは、常に美しいのだ。

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 「ちょれー」という軽い口調がキャッチーな第1話。

 「合理的なものは、常に美しい」という価値観が、地動説にのめり込む伏線と言えます。


私は君に利益を与えない

 私は君に利益を与えない。
 好かれようと作り笑顔なんてしなくていいぞ。

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 ラファウとフベルトの出会いのシーン。

 ラファウの外面の良さを見抜くフベルト。


そういう観点から言えば、あまり美しくはない

フベルト「では、この真理は、美しいか?
 この宇宙は、美しいか?
(中略)
 答えを避けているな。
 君は、美しいと思ったか?」

ラファウ「まぁ、少し、煩雑過ぎる気はします。
 この宇宙像では、それぞれの惑星が個別に計算される。
 共通の秩序を持たない、バラバラな動きは…… 合理的には見えない。
 そういう観点から言えば、あまり美しくはない」

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 本作で度々表現される、「合理的で秩序ある状態」を「美しい」とする価値観。


私は美しくない宇宙に生きたくない

 私は美しくない宇宙に生きたくない。

チ。 ―地球の運動について― 第1話『地動説』、とでも呼ぼうか(ABEMA)より引用

 ラファウの反論に対して偽りない感情で答えるフベルト。

 「チ。-地球の運動について-」は何かと理論的な話が多いように見えて、最終的には登場人物達の(理屈ではどうしようもできない)強い感情が描かれています。



次話の名言

http://likiroku.com/chi-meigen-02/



参考資料

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