このページはアニメ「チ。-地球の運動について-」のネタバレを含んだ上での解説です。ご了承ください。
前のあらすじ
「チ。」第25話の解説
チ。 ―地球の運動について― 第25話『?』(ABEMA)より引用
アニメ「チ。-地球の運動について-」の第25話、「『?』」。
「チ。」の最終回であり、第1~3章とは異なる可能性がある世界線で、アルベルトは地動説に関するタウマゼインを感じます。
ラファウ先生が登場する点で最終章はパラレルワールドと考えることもできる一方で、ドゥラカが伝書鳩に託した手紙がポトツキの住所に届き、それがアルベルトのタウマゼインを促したとも言える最終話。
解説
ラファウ先生とアルベルトの父
チ。 ―地球の運動について― 第25話『?』(ABEMA)より引用
保守的でラファウ先生の話に耳を傾けないアルベルトの父。
いざこざの中で、ラファウがアルベルトの父を殺害するというサイコパスな展開となります。
最終章はこれまでと世界線が異なる可能性が高いですが、仮につながっているとするなら、アルベルトの父が保有しラファウが欲していた資料とは、異端解放戦線が埋めて隠した原本ではないかと考えられます。
司教との対話
チ。 ―地球の運動について― 第25話『?』(ABEMA)より引用
司教との対話の中で、知に対する慎重な姿勢・追及する姿勢の両方抱えることを肯定できたアルベルト。
これにてアルベルトは父でもラファウ先生でもないやり方で知を探求することを決意します。
大学に行くことにしたアルベルト
チ。 ―地球の運動について― 第25話『?』(ABEMA)より引用
こうして考えを改め、大学に通うことにしたアルベルト。
手続きを済ませた帰り、ポトツキ宛の手紙についてやりとりをする住民と配達員の横を通ります。
「地球の運動について」というタイトルをはじめは書き間違いと考えますが、その後「?」とタウマゼインを感じます。
こうして「チ。」は地動説が世間に認められるまでの過程を描かず最終回を迎えますが、ラファウ達が繋いでいった「感動」はアルベルトに託されたとも解釈できる展開で幕を閉じます。
チ。-最終回の解説について-