チ。-第22話のあらすじについて-|君らは歴史の登場人物じゃない(地球の運動について)

 このページはアニメ「チ。-地球の運動について-」のネタバレを含んだ上での解説です。ご了承ください。




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「チ。」第22話の解説

チ。 ―地球の運動について― 第22話 君らは歴史の登場人物じゃない(ABEMA)より引用

 アニメ「チ。-地球の運動について-」の第22話、「君らは歴史の登場人物じゃない」。

 地動説の弾圧がそもそも当時の司教の恣意的な方針であったことがわかる、本作の最も急展開といえる回。

 これまで主要人物に散々敵対していたノヴァクですが、さすがにこの展開はノヴァクが気の毒に思えなくもない第22話。



解説

シュミットの死

チ。 ―地球の運動について― 第22話 君らは歴史の登場人物じゃない(ABEMA)より引用

 ドゥラカを逃がすために戦い、今回で死亡となったシュミット。

 自然主義者でありながら(ドゥラカの思いに心を動かされ)、自身の意思で運命に抗うという初めての決断を行ったシュミット。
 このためかなりの動揺をしますが、それでも兵を複数名倒します。
 しかし隙を突かれてノヴァクに刺され死亡。

 最後まで自分を貫き死に際も後悔のない様子で、終始かっこよかったシュミット。


ドゥラカの交渉

チ。 ―地球の運動について― 第22話 君らは歴史の登場人物じゃない(ABEMA)より引用

 地動説の本は解釈次第で異端にはならない。むしろ刺激的な娯楽となり金儲けができるとアントニに交渉するドゥラカ。

 利害関係が一致し、アントニは本の出版を承諾します。

 第2章ではヨレンタの処刑捏造の一件でかなり「クソ野郎」に思えたアントニですが、第3章ではちょっと印象が変わるなぁと思います。

 移民であるドゥラカの突飛な提案にも合理的な話し合いで納得し、利益も8:2と(バデーニはオクジーに対し9:1を提案したことを考えると)多少は譲歩しています。
 利害関係が一致すれば感情論を抜いた合理的な話し合いができるアントニ。


地動説弾圧の真相

チ。 ―地球の運動について― 第22話 君らは歴史の登場人物じゃない(ABEMA)より引用

 そこへ駆けつけたノヴァク。

 ドゥラカとの話も踏まえ、地動説は当時の司教が恣意的に弾圧しようとしたもの。だから元傭兵であったノヴァクを雇い非公開処刑が多かったとアントニは結論付けます。

 この解釈に反論はできませんが、納得もできないノヴァク。

 残酷な急展開で次回に続いていきます。



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参考資料

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