このページはアニメ「チ。-地球の運動について-」のネタバレを含んだ上での解説です。ご了承ください。
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「チ。」第6話の解説
チ。 ―地球の運動について― 第6話 世界を、動かせ(ABEMA)より引用
アニメ「チ。-地球の運動について-」の第6話、「世界を、動かせ」。
地動説を知ったオクジーは、トラウマであった星空を眺めることができるようになります。
自身の前に突然現れたオクジーを、最初は邪険に扱うバデーニ。
しかし自分の能力を発揮する機会を求めるバデーニは、最終的にはオクジーに協力し石箱の資料を確認します。
解説
目を焼かれたバデーニの過去
チ。 ―地球の運動について― 第6話 世界を、動かせ(ABEMA)より引用
天動説の不完全さに以前から疑問を持っていたバデーニ。
異端思想の書物を勝手に見て目を焼かれた過去を持ちます。
このときに両目を焼かれたと思しきバデーニは、片目は失明、もう片方も視力が落ちた状態となります。
その後に左遷され、「自分を特別にする機会」に恵まれなかったバデーニ。
そういった背景から、唐突に表れたオクジーの依頼に胡散臭さを感じながらも最終的には聞き入れます。
視力が落ちたバデーニはオクジーに星の観測を行うことを条件に、石箱の資料を確認します。
夜空を見ることができるようになったオクジー
チ。 ―地球の運動について― 第6話 世界を、動かせ(ABEMA)より引用
石箱の資料(ラファウの資料)を確認し、地動説に興味を持ったバデーニ。
バデーニがラファウの理論を説明することで、オクジーも「地球が動いている」という仮説を知ります。
地球と天界は切り離された存在ではなく、1つの秩序でつながっている。
そこから現世にも美しさがあるかもしれないと可能性を見出すバデーニとオクジー。
地動説を知ったことで、オクジーは目玉ではなく綺麗な星として空を見ることができ、美しさを感じることができるようになります。
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