防災用品ってあれば便利なのですが、万が一のときにしか使いません。
なので防災用品って場所をとるわりに使用頻度が少ないんですよね。
とは言え、まったく防災しないのも心配になります。
毎日の生活に根付いたものでいかに災害に備えるかが大切です。
今日は防災用品を買わずにできる防災を考えます。
1. 嗜好品はストックしていい
お菓子やチョコレートなどの嗜好品。
カップ麺などのインスタント食品。
「自炊したい」「心豊かに生活したい」
そういった理由でお菓子やインスタント食品をあまり家に置きたくない人もいます。
けれど、お菓子やインスタント食品は災害時の食料になります。
乾パンとか、防災食品を買って賞味期限が過ぎてしまうより、
普段から食べるお菓子やカップ麺を一定量ストックしておくだけで防災になります。
防災用の食料というとカンパンなど特殊な食べ物を想像しがちですね。
しかし近年の食料備蓄の考え方は普段から食べているようなものを少し多めに買っておき、使ったら買い足していくという方法。
これを「ローリングストック」と言います。
ローリングストックによる食料備蓄なら、
・賞味期限切れのリスクが減る。
・お菓子やインスタント食品が家にある罪悪感がない。
・災害時も普段から食べ慣れている物を食べることができる。
などのメリットがあります。
ポイントは、「この棚の中にストックする」「ストックはこのリュック1個分」など上限を決めて過剰なストックを避けること。
むしろ適度な量を適宜食べてストックを循環させていくことを念頭に置きます。
2. モバイルバッテリーを持つ
災害時に携帯の電池がなくなるとさらに不安ですよね。
スマホは誰かと連絡をとったり、懐中電灯の代わりになったりと何かと頼もしい存在。
普段からモバイルバッテリーを持つことをおすすめします。
モバイルバッテリーは別に防災用品といったわけではなく、日常、ふいに携帯の電源が心許ないことってありますよね。
モバイルバッテリーは普段から使おうと思えば使える家電でありながら、災害時にも非常に頼もしい道具です。
できれば自分のスマホを1~2回以上充電できるものが望ましい。
あまり大きいとかさばりますが、小さすぎても心許ないですし。
3. 部屋着はジャージ
これは個人の好みもありますが、
部屋着や寝るときの服をジャージにしておくと便利です。
災害はいつ起こるかわかりません。
寝てるときに災害が起こってすぐに非難なんてことも考えられます。
災害時、できれば人前に出ても大丈夫で、機能的な服装でいたいものです。
外に出ても恥ずかしくないようなジャージを部屋着にすることで、もしものときの対応力が違ってきます。
4. スーツケースを収納スペースとして使う
スーツケースや旅行用のリュックなどを持っている人は多いでしょう。
普段からスーツケースに1~3泊前後の荷物を入れておくことをおすすめします。
災害時にすぐに持ち出せるようにしておくと便利ですよね。
ちなみに、スーツケースの中には専用の洋服を入れるのではありません。
普段から使う下着や靴下をそれに入れておいて、そこから使う。洗ったら畳んで再びスーツケースにしまう。
スーツケースを普段使うワードローブ入れにするわけです。
そうすることで無駄な出費がなく防災ができます。
その他の防災対策は以下のような感じです。