「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」をはじめ、青春ブタ野郎シリーズに関するページです。
適宜ネタバレを含みますのでご了承ください。
大学を辞める卯月
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卯月「今のはあえてのスルーだよ。
もう行かないと」咲太「なぁづっきー、卒業、おめでとう」
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第3話 アイドルソング(ABEMA)より引用
第3話にて思春期症候群が解消し、大学を辞める選択をした卯月。
大学を辞めることはややもったいない気もしますが、芸能活動に専念することと空気を読めない卯月に戻ったことを考えると、この選択もありなのかなと思えます。
解説
ライブに復帰した卯月
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第3話 アイドルソング(ABEMA)より引用
ソロデビューのオファーは受けつつ、スイートバレットも続けて武道館への夢は諦めないことを決断した卯月。
ライブ配信にてその様子は公開され、卯月の言動を見ると思春期症候群は解消し空気が読めない明るい卯月に戻ります。
退学届けを出した卯月
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卯月「お兄さん、前に聞いたよね。
統計科学学部を選んだ理由」咲太「ああ、聞いたな」
卯月「冥途の土産に教えてあげる」
咲太「そこは餞別代りにしといてくれないか」
卯月「ちょっとはわかると思ったんだよね。
ここに来れば」咲太「わかるって?」
卯月「『みんな』ってなんなのか。
それがわかれば、のどか達のことも、もっとわかると思ったんだ」卯月「たぶん、お兄さんもそんな理由だよね。
統計科学学部を選んだ理由」咲太「前にも言った通りで、僕は受かる確率が高い学部を選んだだけだよ」
卯月「だから、勉強の方はお兄さんに任せた!
わかったら私にも教えてね!」咲太「僕の話聞いてたか?」
卯月「今のはあえてのスルーだよ。
もう行かないと」咲太「なぁづっきー、卒業、おめでとう」
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第3話 アイドルソング(ABEMA)より引用
第2話にて、今の学部を選んだ理由について話していた卯月と咲太。
それについて、ちょっとした伏線回収とも言える第3話ラスト。
特定の人を指さない「みんな」という単語。
思春期の場の空気を題材にした青春ブタ野郎シリーズらしい会話。
そして卯月の「今のはあえてのスルーだよ」という言葉が感慨深いなぁと思います。
「空気が読めない」ではなく「空気を読まない」という形が、卯月らしさを取り戻す着地点のように思えます。
そういう意味で、一回り成長したのかと思える卯月。
本編の解説
http://likiroku.com/aobuta-santa-arasuji-3/