「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」をはじめ、青春ブタ野郎シリーズに関するページです。
適宜ネタバレを含みますのでご了承ください。
第12話の豊浜のどかの名言
![]()
だからさ咲太、咲太はお姉ちゃんの味方でいてよ。
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第12話 トナカイの仕事(ABEMA)より引用
女優である麻衣の入学により自分の立場をなくしたことが、思春期症候群のきっかけと思える岩見沢寧々。
岩見沢寧々の心情を考える中で、のどかに「もし明日から今一番人気のあるアイドルがうちの大学に通い出したら」という話を咲太は振ります。
勝手に他人と比べられることについての含蓄がある、第12話の2人の会話シーン。
解説
自身が霧島透子であることを否定する麻衣
青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第12話 トナカイの仕事(ABEMA)より引用
成人の日のインタビューで、自身が霧島透子でないことをはっきりと言及する麻衣。
事務所も公式見解を出します。
しかしながら、一部では未だに(陰謀論のような根拠で)信じられている「霧島透子=桜島麻衣」説。
人は信じたいものを信じるといったところでしょうか。
いずれにせよ、このインタビューを岩見沢寧々も見ており、咲太は約束を果たし岩見沢寧々とデートする機会(会って直接話す機会)を得ます。
岩見沢寧々の心情を考える咲太
![]()
私が気にしなくても、周りはアイドルってくくりで比べるだろうし。
(中略)
そういう子、大学に入りたての頃、何人か見かけたし。高校までは、たぶん学校で一番の美人だった子。
でも大学に入ったらお姉ちゃんがいて、自分のキャラとか立ち位置とか、全部わかんなくなって自分を見失ってる子。私は、お姉ちゃんは遠いなって思ってる。
全力で頑張っても、全然追いつかなくて、お姉ちゃんがどんな景色を見てるのか、私には今もわかんない。わかりっこない。
だからさ咲太、咲太はお姉ちゃんの味方でいてよ。青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第12話 トナカイの仕事(ABEMA)より引用
姉である麻衣が好きであるということもあり、自分よりも麻衣に対する評価が高いのどか。
それはそれとして、自分の意志とは関係ないところで周囲から比べられた経験を持つのどかですが、自分は自分・姉は姉という割り切りもうかがえます。
原作「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」相当、アニメ第1シリーズ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」で精神的に成長したと言えるのどか。
本編の解説
http://likiroku.com/aobuta-santa-arasuji-12/