灯(ともしび)|烈火の炎(魔導具)

 漫画およびアニメ「烈火の炎」に関するページです。
 ネタバレも適宜含みますのでご了承ください。




灯(ともしび)とは

安西信行「烈火の炎」(コミックシーモア)より引用

 漫画「烈火の炎」において「灯(ともしび)」とは、封印の地編で登場する魔導具の1つです。

 文字通り光を発する魔導具であり、照明として使用します。

 封印の地の光源として使用され、非常に多くの個数が使用されます。
 量産された魔導具の1つと言えるでしょう。



解説・考察

概要

 「烈火の炎」はいくつかのシチュエーションで物語が構成され、そのうちの1つが封印の地編です。
 最凶の魔導具のとされる「天堂地獄(てんどうじごく)」の争奪戦であり、天堂地獄が封印されている洞窟での戦闘が繰り広げられます。

 この封印の地で明かりを照らす役割を担っていたのが魔導具「灯」です。

 洞窟内を照らすために当時の火影忍軍らによって数多く設置されていたと思しき灯。

 現代の光源と同様に光だけでなく熱も多少は発するようで、これを利用し小金井は灯で自分の居場所を騙し、神威の熱源探知を欺きます。


考察

 武器としての性能は皆無で、補助的な魔導具いわゆる便利グッズであると言える灯。

 そういう意味では「蔵王」や「声(正式名称は不明)」と同類の魔導具と言えるでしょう。

 戦国時代から洞窟内を絶えず照らし続けている点が、魔導具らしいオーパーツ的技術を感じさせます。

 半永久的に使えそうな性能は他の魔導具にも共通するところかと思います。

 「烈火の炎」のクライマックスSODOM編では、天堂地獄が破壊され火影の因縁が終わり、それに伴い他の魔導具も自ら砕けていきます。

 こういった経緯を考えると、(作中で言及はされていませんが)魔導具の半永久的とも言えるエネルギーや科学技術を超えた特性は、完全に独立したものではなく魔導の力に依存した(借りた)ものなのかなと思います。

 描写はされていませんがクライマックスで全ての魔導具が砕けていきましたから、同様に灯もその役割を終えたでしょう。



参考資料

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