漫画およびアニメ「烈火の炎」に関するページです。
ネタバレも適宜含みますのでご了承ください。
式紙(しきがみ)とは
安西信行「烈火の炎」(コミックシーモア)より引用
作中の登場人物「最澄(さいちょう)」が使用する魔導具である「式紙(しきがみ)」。
読みは同じですが能力が異なるというある意味言葉遊びで「式髪」と何かと比較されます。
紙(ペーパーのほう)を操ることができる式紙はそこまで強さは感じませんが、実力者の最澄が扱うことでそれなりにカッコイイ魔導具として活躍したなぁと思います。
解説・考察
経緯
格闘集団「空(くう)」のナンバー2である最澄。
裏武闘殺陣の1回戦において烈火ら火影と交戦します。
原作である漫画では「SODOM編」でも再登場。
倒せなかったものの門都へ式紙の攻撃をクリーンヒットさせたシーンは印象的です。
紙を操る魔導具である「式紙」。
紙を棒状に折り剣にしたり折り鶴を硬化させ手裏剣のような飛び道具にしたりと、バリエーション豊かな攻撃を行います。
性能
紙を任意の形に折り硬化させることで、様々な武器を作り出すことができる式紙。
近距離から中距離まで攻撃のバリエーションがあり、また硬化させた紙は当然防御にも使えるでしょうから、攻守共に使える魔導具と言えます。
一方で、物語の演出の関係もあるでしょうが応用はききますが決定打に欠ける印象も受ける式紙。
威力が高い一発の攻撃が繰り出せるかというと難しい印象があります。
(相手は悪かったのでしょうが)特に「SODOM編」では最澄にとっての必殺技を放ったにもかかわらず門都を仕留めることができず。
またその攻撃も硬化させた紙を放つ要するに複数の手裏剣攻撃。
式紙は汎用性は高いので、術者の技量によってはもっと力強い使い方もあるのかもしれません。
しかし少なくとも作中の描写だけでは、やや頼りなさも否めなかった魔導具かと思います。