このページはアニメ「チ。-地球の運動について-」のネタバレを含んだ上での解説です。ご了承ください。
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「チ。」第11話の解説
チ。 ―地球の運動について― 第11話『血』(ABEMA)より引用
アニメ「チ。-地球の運動について-」の第11話、「『血』」。
バデーニは地動説の研究を発表できるレベルまで完成させますが、ノヴァクら異端審問らの調査の手が伸びます。
解説
ノヴァクとアントニの関係性
チ。 ―地球の運動について― 第11話『血』(ABEMA)より引用
異端審問官に予算を割くことを好ましく思わないアントニ。
これに伴い異端審問官でありながら現在の司教に気に入られているノヴァクに対して良い印象を持っていません。
教会の派閥が垣間見えるシーン。
拷問をできない新人
チ。 ―地球の運動について― 第11話『血』(ABEMA)より引用
拷問に対して抵抗感が強い異端審問官の新人である「シモン」。
しかし最終的にはノヴァクの読み通り拷問の対象であった女性は確かに嘘をついていたことがわかります。
会食を行うバデーニ・オクジー・ヨレンタ
チ。 ―地球の運動について― 第11話『血』(ABEMA)より引用
地動説の研究が一段落し、今後のことを話す一同。
研究がまとまったとはいえ、地動説がまだ世間に認められていないのに打ち上げのようなことをする流れが視聴者目線だとある意味で「死亡フラグ」に見える展開でもあります。
バデーニは今後、研究に寛容な外国へ向かう計画。
ヨレンタもやはり自身の名前で論文を発表することを夢見ています。
そして知的好奇心を刺激されたオクジーは、将来大学へ進学することを志します。
現代人からすればオクジーの選択はそこまで不自然に感じませんが、ヨレンタやバデーニが素で困惑している様子が時代背景を物語っていると思います。
そんな微笑ましい会食の中、ノヴァクが調査の合間にヨレンタに会うために介入。それをきっかけとしバデーニ達に目をつけます。
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