ジジ(円城寺仁)(えんじょうじじん) 解説・考察|ダンダダン 登場人物

 漫画およびアニメ「ダンダダン」に関するページです。
 適宜ネタバレを含む可能性があります。ご了承ください。




円城寺仁(えんじょうじじん)とは?

ダンダダン 第11話 初恋の人(ABEMA)より引用

 「ダンダダン」の主要人物の1人であり、モモの幼馴染であった「ジジ」こと円城寺仁(えんじょうじじん)。

 大学で火山の研究をしている父親の関係で、地方の温泉街へと引っ越します。

 その後に呪いの被害に遭い、名のある霊媒師であるモモの祖母、星子に助けを求めます。



解説・考察

人物像

ダンダダン 第11話 初恋の人(ABEMA)より引用

 小学生の頃、星子が教えたおまじないを実行するモモをからかったジジ。
 軽い気持ちではあったのでしょうが、(モモはジジが好きだったということもあり)これがモモにとって苦い思い出となります。

 その後、冒頭で述べた父親の仕事の理由で引っ越したジジ。
 しかし引っ越し先で怪異を目撃。父母が入院しお祓いを頼んだ霊媒師も複数名命を落とします。

 霊媒師のつながりで星子を紹介されたジジは、綾瀬家へ居候となります。
 また小学生の頃にモモをからかったことを謝罪。怪異の存在を認めます。


立ち位置

ダンダダン 第12話 呪いの家へレッツゴー(ABEMA)より引用

 関係性だけ見れば、主人公であるオカルンにとって恋のライバルと言えるジジ。

 しかしジジは明るくコミュ力があり、またオタク気質のオカルンを見下すような様子もないまさに「いい人」。
 ノリも良く気遣いもでき、恋のライバルとして争うことをオカルン自身も葛藤します。

 わかりやすい「嫌な奴」ではなく、自身も友達として「いい人だ」と思えるゆえに、ジジの存在に戸惑うオカルン。

 チャラいけれど根は優しい、普段は明るいけれど実は夜中は怪異の存在で不眠など、(オカルン・モモ・アイラと比べると)短い尺でジジは多面的に描かれているなと思います。



参考資料

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