アニメ「【推しの子】」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
メルトと朔夜の仲直り
稽古期間中は朔夜VSメルトの構図が印象的だった両者ですが、本番を経て互いを認め合える気持ちの良い結末となります。
メルトの努力と結果を素直に受け入れるあたりに、朔夜の陽キャっぷりと人の良さがうかがえます。
シーンの解説
頼子の涙
メルトのパフォーマンスと感情演技、ひたむきな姿勢を前に涙を流す頼子。
メルトに対する考え方も変わったでしょう。
メルトが頼子に(今日あまの件を)謝るシーンがここまでになかったことも深いなぁと思います。
メルトが謝りそれを頼子が聞いてしまえば、今日あまの件は「失敗した」「メルトのせいであった」ことがはっきりと言語化されてしまいます。
内心お互いがそう思っていたとしても、それを言葉にするのは酷と言えます。
頼子に演技を見せて行動で納得してもらう展開は、2人の関係にとって非常に重要だったと言えます。
メルトを見直す朔夜
んだよやるじゃんかぁ!
ゲネんときと全然ちげーなぁ!
いい感じに感情乗ってんじゃん。
次もこの調子で頼むぜ。【推しの子】 | 第2期 第17話 成長(ABEMA)より引用
メルトを見直した朔夜。
朔夜は良くも悪くも実力主義であるため、メルトが結果を出したことで姿勢が変わります。
そういう「自分の考え方を変える」ことができるのは朔夜の良いところと言えるでしょう。
これがもし、朔夜が実力主義ではなくただの頑固者であったら、なにかしらメルトにケチをつけるだけだったでしょう。
ちなみに「ゲネ」とは「ゲネプロ」、要するにリハーサルを指します。
メルトの笑顔とアクアの微笑み
あんとき、
お前が言ってた言葉の意味がやっとわかった。
楽しいわ、これ。【推しの子】 | 第2期 第17話 成長(ABEMA)より引用
ボロボロの掌が練習量を表しているメルト。
そして年相応の笑顔が微笑ましい。
演技に限らず、物事に「本気」で取り組めたことは、メルトの人格形成における歪のようなものを修正する機会となったと言えるでしょう。
そしてアクアの微笑みも尊い第17話。
本編の解説
参考資料