小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
喜多嶋先生の結婚相手
物語のが進む中で、喜多嶋先生は結婚して姓が変わったアキ(井上晶子)であることがわかります。
喜多嶋先生ことアキの旦那は、ミオ(リオンの姉)が入院していた病院のケースワーカーです。
解説
アキの将来
孤城のメンバーであったアキと、こころが通うフリースクールの喜多嶋先生が同一人物であったことは本作における大きな伏線の1つです。
アキは自身の境遇と孤城での経験から、学校に通えていない子供達を支える仕事に興味を持ちます。
部活の人間関係のトラブルで、学校での居場所をなくしてしまったアキ。
また、父親(母親の再婚相手)から性的虐待を受け、それも大きな心の傷となります。
孤独感を募らせるアキですが、孤城でこころ達に助けられたこと前向きになることができます。
孤城のメンバーがそれぞれ異なる時代から来ていることを知り、「未来」にも「学校に行けてない子」がいることを実感したアキ。
「ウレシノの時代になっても、いるんだね。私達みたいな」としみじみと言います。
アキの(自分が助けられたように)不登校の子供達を支えたいという気持ちの芽生えがうかがえます。
アキとミオ
アニメ映画「かがみの孤城」は、映画入場者特典のポストカードに登場人物達のその後が描かれています(公開終盤ではこれらがエンドロールでも流されました)。
病室でミオに勉強を教えているアキが描かれています。
こころと出会ったときはすでに結婚し姓は喜多嶋となっていますが、同僚から新婚のような扱いを受けています。
時系列としてはミオと出会った頃は独身、その後に結婚したという流れになるでしょう。
かがみの孤城のその後